「NFTで売れるもの」はまだみんなで開拓していくフェイズです。

そう思った時に、まず最初に考えないといけないこと。

あなたは、NFTを使って「何を」売りますか？

パッと思いつくのは、この辺りでしょうか。

ただ、実はNFTで売れるものって、他にもいっぱいあるんです。

そして、これからもどんどん増えていくでしょう。

今回は、「NFTで売れるもの」はまだみんなで開拓していくフェイズだよって話をしていきます。

まだ立ち上がったばかりのこの市場に、決まったルールなんて存在しない。

結論：デジタルデータならなんでも売れる

NFTで何が売れるのか。

一言でまとめるなら、デジタルデータならなんでも売れます。

ネット上にアップできるファイルなら、本当になんでもいい。

参考までに、世界最大のNFTのマーケットプレイスである「OpenSea」を見てみましょう。

ここでファイルをNFT化し、opensea上にアップロードすることができます。

ファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

簡単な英語ですけど訳しておくと、

この条件内であれば、NFTにすることができるってことですね。

ただ勘違いしてはいけないのが、

それを買ってくれる人がいて、利益を得ることができるかどうかは別問題だってことです。

NFTにしても、それに価値を感じてくれる買い手がいないと売れませんからね。当たり前の話です。

初心者がまず挑戦すべきNFTの2つの定番ジャンル

あなたは、NFTの売買については初心者でしょうか。

もちろん売りたいものがはっきり決まっているなら別ですが、まだ何も決まっていない場合。

まずは、既にある程度プレイヤーがいる定番ジャンルに挑戦してみることをおすすめします。

理由はいくつかありますが、

特にこの「売れている人気のコレクションの研究」ができるのは、本当に大きい。

売れているコレクションには必ず理由があって、それを吸収して、自分のものにしてアウトプットをする。

イラスト

NFTクリエイターの「imoto」さんが運営されている「CoolGirlNFT」というコレクション。

こちらのイラストは、一枚で200万円近くの値が付いています。

このコレクションが立ち上げられたのは、2021年の秋頃。

夢がありますよね。NFTを完全にビジネスとして成功させた代表例です。

ただ、イラストのNFTはこういった一点物のコレクションだけではありません。

NFTと聞くと、まずドット絵のイラストを想像する人も中にはいるかもしれませんね。

これは「ジェネラティブNFT」と言って、実はプログラムで自動生成されたイラストなんです。

これが、一枚「数千万円」で取引されています。

しかも自動生成だから、枚数も何千枚ってあります。

売り上げは余裕で億単位ですね。意味がわかりません。

もしもあなたがイラストを描くスキルを持つクリエイターなら、今すぐNFTの世界へ飛び込むべきです。

僕のようにそういったスキルが無かったとしたら、誰かとチームを組んでやってもいい。

写真

意外と知られていませんが、写真を撮ってNFTコレクションにしているクリエイターの方もいます。

「Neon Noir Tokyo」というNFTコレクション。

「東京×ネオン×雨」をテーマに、エモーショナルな写真を撮られています。

これも、一枚で数十万円って世界ですね。

もちろん、人の心を揺さぶる写真を撮るにはそれ相応の技術が必要です。

ただ、イラストを描くことに比べると、未経験からのハードルも低いんじゃないでしょうか。

しかも、写真のジャンルはイラストに比べるとプレイヤーの数が圧倒的に少ない。

写真のNFTって、実はかなり穴場なんじゃないかって思ってます。

「NFTで売れるもの」はまだみんなで開拓していくフェイズです。

NFTの市場は、まだまだ出来上がったばかり。

大事なことは、まだ「何が売れるか」なんて誰にも分からない段階だってことです。

分からないままで、みんなで色々考えながら、手探りでNFTを触っている。

ただ、これも1年後には話が変わってくる。

ある程度NFTのジャンルは確立され、売れやすいコレクションの条件も体系化されていくでしょう。

そうなると、どうしても新しいものは今よりも売れにくくなってしまうんですね。

黎明期って、チャンスだらけなんです。

みんなもまだ何も分かっていないから、面白いことをすればみんな面白がってくれる。

このタイミングで、「NFTで売れるもの」を新しく開拓していくんです。

もちろん、絶対に上手くいくなんて口が裂けても言えません。

ただ、NFTに関しては失敗するリスクなんてほとんどあってないようなもの。

むしろ今、「このチャンスに飛び込まないリスク」の方が遥かに大きいと僕は思います。