- NFTクリエイターとして、売れるNFTコレクションを運営したい
- NFT投資家として、NFT転売で稼いでみたい
NFTが売れない…
NFTコレクションを運営し始めた多くのクリエイターさんがぶち当たるこの壁。
はっきり言います。
NFTコレクションは、そう簡単には売れません。
というのも、これまでたくさんのコレクションを見てきた中で、気付いたことがあるんです。
なかなか上手くいかないNFTコレクションには、いくつか共通点がある。
今回は、普段からNFT投資をしている僕が、「売れないNFTコレクションの5つの特徴」について話していきます。
クリエイターさんはもちろん、コレクターさんにもNFTを買う時の参考にしてもらえればと思います。
あくまで僕の意見なので、正解はないです。
今回はあくまで「投資家目線」です。
一応先に言っておきますけど、僕はNFTクリエイターではありません。
NFTコレクターです。NFTに「投資をしている」人間です。
そんな僕が、どういうNFTコレクションを買いたいか。
基本的には、「後に価値が上がって、利益が出せる」NFTを購入したい。
NFT投資家である僕は、そういったNFTコレクションを見極めないといけないわけですよね。
当然ですが、NFTコレクションを売るためには
コレクターが魅力を感じて、「買いたい!」と思ってもらえる作品を作ること。
これが大切なわけです。
今回は、あくまで「投資家目線」で
こういうコレクションを買うのはちょっと…
ってコレクションの特徴を話していきますね。
僕は、クリエイターさんには無限の可能性があると思っています。
美術の成績が2だった僕には、絵を描ける人なんてみんな魔法使いに見える。
ただ買う側からすると、買った後に価値がどんどん下がっていくNFTはそりゃ買えないわけです。
ある程度の「判断材料」はどうしても必要なんですよね。
売れないNFTコレクションの5つの特徴
- イーサリアムチェーンではない
- 価格が高すぎる
- クリエイターの本気度が見えない
- マーケティングに力を入れていない
- コミュニティが盛り上がっていない
売れないNFTコレクションの5つの特徴について、順に解説していきます。
正直、この5つを押さえた上でデザインも良ければ、かなりの確率で「売れるNFT」になるはずです。
買う側がここを見てるわけですからね。
イーサリアムチェーンではない
これ、大前提なんですが。
つい半年前のNFT界隈では、「ポリゴンチェーン」のNFTコレクションが人気でした。
イーサリアムチェーンはガス代が高すぎて、初心者にはハードルが高かったからですね。
ただ現在、当時に比べてイーサリアムのガス代はめちゃくちゃ安くなってます。
また、2022年の秋頃に予定されているアップデートにより、この傾向は更に進んでいく。
もはや、イーサリアムチェーン以外でNFTコレクションを運営するメリットがほぼありません。
少なくとも今からNFTを始めるクリエイターさんは、「イーサリアムチェーン」で運用しましょう。
価格が高すぎる
もちろん、大前提として価格はクリエイター側が決めることです。
自分を安売りすることは、クリエイターとしてあまりメリットがあることではない。
ただNFTコレクションの運営に限って言えば、
NFTの価格は、完全に「需要と供給の関係」によって決まります。
欲しい人がたくさんいれば価格は上がるし、需要さえあれば価格が高くても普通に売れます。
つまり現時点でNFTが売れないということは、需要に対して価格が高すぎる可能性がある。
ここは一度冷静になって考えてみるべきです。
また、作品を安く売って所有してもらうことで、まずは作品を認知してもらうのも一つの手です。
Giveaway企画を使って、無料でNFTをプレゼントするクリエイターさんも多いですよね。
今や2ETH、3ETHで取引が成立している「milk」さんの「CITY BOY & CITY GIRL」というNFTコレクション。
人気すぎて到底手が届かないこのコレクションも、初めは0.01ETHから始まっているってことは覚えておかないといけません。
クリエイターの本気度が見えない
NFTコレクションを買う上で、コレクター側が一番恐れていることってなんだと思いますか?
クリエイターが活動を辞めてしまうことです。
クリエイターが活動を辞めてしまうと、コレクションの価値は基本的に落ちていきます。
潰れてしまった会社の株を持っているようなものです。こんなに悲しいことはない。
もちろんクリエイターさんにも事情があるので、仕方のないことです。
ただコレクターとしては、できる限り長く活動を続けてくれるクリエイターさんの作品を買いたい。
クリエイターが、NFTの活動をどれだけ本気でやっているのかが知りたいんです。
- コレクションのアピールポイントはどこか
- 何のためにNFTコレクションを運営しているのか
- クリエイター自信の人柄や普段の言動
NFTを購入するなら、僕はこの辺りをクリエイターさんのSNS等でチェックをします。
どういう人が運営しているのかが分からないと、NFTなんて怖くて買えません。
だから、クリエイター側はこれらを徹底的にアピールするんです。
コレクターは、作品だけではなく「人」を見ています。
マーケティングに力を入れていない
マーケティングって知ってますか?
どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生みだし、顧客にとどけ、そこから利益を上げること
要するに、「売る戦略」を考えることです。
NFTも、言ってしまえば商品です。
サハラ砂漠のど真ん中でラーメン屋を開くようなものです。そもそもお客さんがいない。
NFTコレクションの運営におけるマーケティングは、大体こんな感じ。
- 今のNFT市場をよく観察して、人気のあるコレクションの特徴を考える
- その特徴を取り入れつつ、自分だけの強みを活かして「差別化」を図る
- 自分の作品が刺さりそうなターゲット層に向けて、徹底的に作品を知ってもらう
最低限、これくらいはやりましょう。これだけでライバルから一歩リードできるはず。
別にマーケティングと言っても、難しく考える必要はない。
自分の作品を買ってくれそうな人を探して、その人にアピールをする。
極端な話、これがマーケティングの全てです。
コミュニティが盛り上がっていない
「NFTとコミュニティ」の関係については、よく語られるテーマです。
これは少し極端かもしれませんが、割と芯を突いている部分もあるんです。
NFTを使ったDiscord上のコミュニティのことを、DAO(自律分散型組織)と言ったりします。
「CITY BOY & CITY GIRL」のmilkさんも、「THE CITY」というコミュニティを運営されています。
NFTのホルダーさんはもちろん、NFTを持っていない人たちもコミュニティの暖かさに惹かれてたくさん参加されてますね。
みんなmilkさんのファンなんです。
ただ、個人クリエイターさんが作品を作りながらDAOまで運営するのは、現実的には難しい。
ここは、決して無理はしないでください。
その分、SNS上でコミュニティを作っていくんです。
- 作品をアイコンに設定したホルダー同士がSNSで交流をする
- クリエイターがホルダーに対してSNSで感謝の気持ちを伝える
これくらいなら、自然とできそうですよね。