NFTについて調べているとよく出てくる「ガス代」という言葉。
あー、手数料ってことでしょ?
それくらいの認識はあっても、実際にNFTをよく触っている人でないと、よく分からない部分も多い。
今回は、NFTのガス代って実際にいくらくらいなのか。
また、「ガス代が高すぎるよ!」って時の解決策も2つ、解説していきますね。
手数料なんて、安ければ安い方が良いに決まってる。
僕も、普段から徹底的に安く済ませてます。
NFTのガス代はいくらくらい?
まず、NFTのガス代っていくらくらいなのか。
結論から言うと、500円の時もあれば10000円の時もあります。
ガス代は常に変動していて、イーサリアムチェーンが混雑している時ほど高くなります。
例えば、NFTを「購入」する時。
この場合「ガス代見積もり」が0.006ETHくらいなんで、この時のレートで800円くらい。
最近ほんとにガス代が安くなりましたね。
と言っても、ガス代はNFTを売買するなら、あらゆる場面でかかってくるもの。
- NFTを購入する時
- NFTを売却する時
- NFTコレクションを作る時
- NFTをgiveaway(送る)する時
- NFTをミントする時
- NFTのリストをキャンセルする時
他にもたくさん。基本的に、NFTやイーサリアムが動く場面では全てガス代が発生します。
やっぱり、できる限り安く済ませたいですよね。
ガス代が高い時の2つの解決策
では本題の、ガス代が高い時の2つの解決策を解説していきますね。
例えば、こういう場合。
ただNFTを1枚購入するだけなのに、手数料が5000円以上かかってますね。
この時はイーサリアムのレートが高かったので、余計やばいことになってます。
NFTよりガス代の方が高いとか普通にあります。
ちょっとだけ待ってみる
もう、素直に待ちましょう。それが一番です。
ガス代は割と短いスパンで大きく変動してるんで、わざわざ高い時に買うメリットはほんとにありません。
試しに、購入画面で数十秒待ってみる。
リアルタイムで変動します。これだけで300円くらい得してるわけです。
ただ、人気のNFTのセール直後みたいに、急がないといけない時は話が別です。
しかもその時は混雑してるわけだから、どうしても普段よりガス代が高くなってしまう。
まぁそれでも、なんとしても買いたいNFTなら買っちゃいますけどね。
ポリゴンチェーンのNFTを試してみる
イーサって、実は1種類じゃないって知ってましたか?
よく見る黒いイーサの他に、紫色のイーサなんてものもあるんです。
これは、いわゆるポリゴンチェーン上にあるイーサなんです。
イーサのガス代高すぎるよ!
「イーサのガス代高すぎ問題」を解決するために、イーサリアムチェーンの他にもう1つチェーンを作ったんですね。イーサリアムチェーンとは全く別の世界にあるものです。
ポリゴンの特徴はなんと言っても、ガス代がほぼ無料であること。
イーサリアムチェーンと違ってそんなに混雑してないってことですね。
ガス代が無料!?じゃあ僕はポリゴンでNFTをやるよ!
ちょっと待ってください。タダより高いものはない。
ポリゴンチェーン上のNFTを扱うことには、いくつかのデメリットがあります。
それらを理解した上で売買をするのなら、ポリゴンNFTも決して悪いものではありません。
イーサリアムのアップデートでガス代が無料に!
この記事を書いている2022年7月現在、「ガス代が高い」だの「こうしたら安くなる」だの言ってますが。
もう少しで、この辺の悩みは一気に解決されるかもしれません。
というのもイーサリアムは、秋頃に予定されているアップデートによってガス代がほぼ無料になるって言われてるんです。
現段階でも、半年前と比べると明らかにガス代は安くなってます。
テクノロジーは、常にユーザーが使いやすくなるようにアップデートされていくものなんです。
Web3.0の領域は、まだまだほんとに黎明期です。
あなたがリアルでこういう話をすると、無条件で距離を置かれることも普通にあると思います。
そして、できればそこから得た情報をどんどん発信していくこと。
変化のスピードが著しく速い今の時代、本当に大切なことだと思います。