【ミントって何?】初心者が混乱しがちなOpenSeaの見方を解説する。

なふと

イーサリアムも用意して、OpenSeaとメタマスクも連携して、さぁNFT買うぞ!

いや英語わからん…

大体最初はこうなる気がします。

ある程度英語ができたとしても、専門的な用語が多すぎてさっぱりって人も多いでしょう。


この記事では、初心者が混乱しがちなOpenSeaの見方を、「実際にNFTを買いながら」解説していきます。

これを見れば、OpenSeaでNFTを買う流れについては一通り理解できると思います。


ちなみに今回は、僕も大好きなクリエイターさんの1人である「あーる」さんの「kusanoko」というコレクションを例に進めていきます。

なふと

いわゆるミニキャラの可愛い女の子って感じです。興味がある方はぜひ!


目次

お気に入りのコレクションを見つける

まずどのNFTを買うのか決めるわけですが、大事なのは

NFTを買うときはまず好きな「コレクション」を見つける

ってことです。


例えば、この「kusanoko_collection」というコレクションは、あーるさんのメインのコレクションです。

この中に、色んな植物を擬人化した「草の娘」のイラストがたくさん入ってるんです。

なふと

アルバムの中に写真が入ってるイメージですね。


コレクションにはそれぞれコンセプトがあって、そのコンセプトに沿ってたくさんの作品が作られてます。

逆にこのコンセプトがはっきりしていないと、なかなか買う側もためらってしまいますね。


Twitterから探すのがおすすめ

このコレクションの見つけ方ですが、僕は「Twitterから探す」ことをおすすめしています。


例えば僕なんかは日本のクリエイターさんのイラスト作品を主に買うんですけど、OpenSeaからだと

  • 海外のクリエイターさんばかり出てくる
  • ジャンルも多様すぎて探しにくい

正直これは無しですね。


そこでTwitterです。

しっかり運営をされているNFTクリエイターさんは、Twitterを運営していることがほとんどです。


STEP
Twitterの検索からお気に入りのクリエイターさんを何人かフォロー
STEP
タイムラインに色々なクリエイターさんが流れてくるので、どんどんフォロー
STEP
たくさんのNFTクリエイターさんを知れて、お気に入りも見つけられる!

まぁこの辺りは、皆さんが慣れているTwitterの使い方で探してもらえればと思います。


ちなみに、恐らく日本で最もNFTに関して情報発信をされているイケハヤさんがこんな動画も投稿されてます。

なふと

80人のクリエイターさんを1時間以上かけて紹介されてます。入り口としては非常に有益かと。


コレクションの見方

さて、好きなクリエイターさんを見つけて、OpenSeaのコレクションに飛んでみましょう。


当然ここも英語です。

でも、ここの数字を見ることはNFTを買う上でめちゃくちゃ大事なので、しっかり覚えてください。


  • items : 出品しているアイテムの数
  • owners : アイテムを持っているオーナーの数
  • floor price : アイテムの中で最も安い価格
  • volume traded : 今まで取引されたアイテムの総額

要するに、このコレクションがどれくらいの規模、価格帯で、どれくらい伸びているのかが見えるわけです。


ここの数字が大きいと、

  • コレクションの勢いがあって運営もしっかりされており、有望なコレクション
  • 既に需要が大きいので高額なことが多く、予算がないと買えない


一方、ここの数字が小さいと、

  • コレクションによってはこの先伸びる可能性あり。そこは見極め次第
  • まだそんなに値が付いていないことが多く、初心者でも買いやすい

今めちゃくちゃ高額な値が付いているNFTも、最初は0.01ETHとかから始まるものです。

自分が見込んだコレクションがその後爆伸びしたら本当に嬉しいですし、利益も出ます。


と言っても、数字を見ることも大事ですが最終的には好みです。

買った後に愛着が持てて、SNSのプロフィールアイコンにしたいくらいなら価値とか関係ないですからね。

なふと

基本的には手放したくない!って思えるものを買うべきだと思ってます。


欲しいNFTを見つける

ではいよいよ、好きなコレクションの中からNFTを選んでいきます。

結局コレクション全体が伸びるとアイテムも一緒になって伸びるので、これに関しては完全に好みでいいです。


ただ価格もアイテムによって違いますし、そもそも売りに出されていないアイテムもあったりします。

その辺をしっかり把握できるようになっておかないといけない。


価格を見る

好みのアイテムがあった時には、まぁ大体はまず価格を見るでしょう。


  • Price : この価格ですぐ買えますよ
  • Last : 最後に取引されたのはこの価格ですよ

要するに、Priceが付いていないものは今は売りに出されていないアイテムってことですね。

PriceもLastも付いていないものもありますが、これは今まで一度も取引されたことがないアイテムってことです。

ちなみに、アイテムを売りに出すことを「リスト」するって言います。


欲しいアイテムがリストされていれば買っちゃえばいいんですが、じゃあされていないと買えないの?というとそういうわけではありません。

これ買いたいので誰か売ってください!ってオファーを出すこともできます。ここについても後で説明しますね。


アイテムを買ってみる

さて、ではこのアイテムが欲しいとします。めっちゃ可愛い。

  • Buy now : 今すぐこの価格で買います
  • Make offer : 自分で価格を決めてオファーを出します

「Buy now」に関しては、特に言うことはありません。


問題は「Make offer」ですね。

なふと

このNFT持ってる人誰か!0.01ETH出すので売ってください!

今はリストされていなくても、持ち主がオファーに承諾するとその時点で取引が成立します。

既にリストされていても、値引きしてもらう感覚でオファーすることもありますね。


ちなみにここで、現在のリストとオファーの一覧を見ることができます。


あと、NFTを売買するなら是非ちゃんと見てほしいのがここ。「Item Activity」ですね。

このNFTを今までどんな人が、どんな価格で売買してきたのかが全て分かります。

まさにNFTの醍醐味の部分ですね。


  • Sale : 売買が成立しましたよ
  • Transfer : アイテムの所有権が移動しましたよ

「Sale」が発生すると、その直後に「Transfer」が発生しているわけです。簡単ですね。


ミントとギブアウェイについて

さらにスクロールしていくと、「Minted」っていうのが出てきます。

NFTをブロックチェーン上に刻むことを「ミント」と言います。


大事なのは、この時点ではまだ値段は付いていないということです。NFTは、リストされて初めて値段が付くんですね。

そして、その直後に「Sale」無しで「Transfer」されている。

なふと

つまり、NFTがタダで配られているわけです。


NFTのクリエイターさんは、最初は作品を知ってもらうことが重要なので、希望者に対して無料でNFTを配布することがあります。

これを「ギブアウェイ」と言います。


その時点では、クリエイターに利益はありません。

ですが、その後NFTが転売されることで、二次流通のロイヤリティとしてクリエイターに利益が入るんですね。

最初から値段を付けて誰にも買ってもらえないよりは、ギブアウェイを通してまず作品に興味を持ってもらう方が良い場合も多いですね。


まとめ

初めて聞く言葉がたくさんで疲れちゃいましたかね。

これくらいの基礎知識があれば、あとはやっているうちに覚えちゃいます。


これから初めてNFTを購入される方は、こちらの記事を参考にしてもらえればと思います。

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