クリエイターが得をするNFTの二次流通の仕組みを解説する

こんなあなたに読んでほしい
  • NFTが「クリエイターファースト」である理由が分からない
  • NFTの「二次流通」の仕組みが知りたい
なふと

NFTは「クリエイターファースト」だ!

NFTについて調べていると、こんな言葉を聞くことがよくあります。


クリエイターファーストとは、「クリエイターが最も利益を得ることができる仕組み」のこと。

今までだと、クリエイターに案件を発注する「事業家やメディア」が莫大の利益を得ていました。

なふと

クリエイターは「搾取される構造」なんてことも言われてましたね。


そこで出てきたのが、NFT。

NFTは、従来のクリエイターの常識をぶち壊す、限りなく「クリエイターファースト」な仕組みなんです。


今回は、クリエイターが得をするNFTの「二次流通」の仕組みについて解説していきます。

この記事を読んで、1人でも多くの方がNFT市場に参入してくだされば、これほど嬉しいことはありません。


目次

NFTの二次流通ってなに?

Megami #08697

「MEGAMI」というNFTコレクションを例にしてみましょう。

これは僕が所有している1枚で、0.08ETH、当時のレートで15万円程で購入したNFTです。


ただここで重要なのは、

僕はいつでもこのNFTを誰かに売ることができる。

ここなんですね。


僕がこのNFTを購入したのは、このコレクションの初期セールスのタイミング。つまり「一次流通」です。

そして僕がこのNFTに値段を付けて誰かに売れば、その時点で「二次流通」が発生したことになるわけですね。


クリエイターが作った作品を誰かが買って、それをまた誰かに売る。

こんなこと、従来のイラスト業界でありましたか?

これがNFTの革新性。今までの常識ではあり得なかった部分の1つなんです。


NFTは転売されればされるほどクリエイターが儲かる

なふと

二次流通って要するに転売だよね?そんなの良いの?

もしかすると、そう感じる人もいるかもしれません。

クリエイターにとっては、転売されたものを買うより新しく買ってもらう方が良いような気もする。


でも実はこれ、逆なんです。

NFTは、転売されればされるほどクリエイターが儲かる仕組みになっている。


というのも、NFTは二次流通が成立した時、「ロイヤリティ」というものが発生します。

ロイヤリティは、手数料のこと。

二次流通が成立すると、売却価格の数%がロイヤリティとして「クリエイターに」還元されるんです。


世界最大のNFTマーケットプレイス、「OpenSea」を例にしてみましょう。

OpenSeaでは、クリエイター側で最大10%のロイヤリティを設定することができます。

1ETHで二次流通が成立すると、0.1ETH、今のレートで2万円がクリエイターのお財布に入るわけです。


これ何が凄いって、クリエイターは新しい作品を作っているわけではないってこと。

コレクションが盛り上がって売買が盛んに行われると、自動的にクリエイターの利益が増えていく。


まさに、クリエイター自身が「事業を作る」感覚ですね。

案件を受注して1件当たりの単価で稼いでいた従来のクリエイターとは、システムからして全く違う。


上手くやればコレクターも利益を出せる

今度は、初期のうちにお金を出して買ってくれた「コレクター」にも焦点を当ててみましょう。

コレクターは、コレクションの応援者です。

なふと

コレクションに「投資」をしてくれているわけです。


なら、コレクションの人気が出た時に、コレクターにも何らかのリターンがあってほしい。

それすらも、NFTなら実現できるんですよね。


MEGAMI

例えば、MEGAMIのフロアプライスは現在0.11ETHです。

つまり、0.08ETHで購入した僕は、少なくとも0.03ETHの利益は出せるってことですね。


実際はここから手数料が引かれますが、0.11ETHっていうのはあくまでフロアプライスです。

フロアプライスっていうのは、コレクションの「最低価格」のこと。

つまり、実際はもう少し高くても全然売れるってことですね。MEGAMIは特に人気のコレクションなんで余裕です。


なふと

NFTを転売すれば稼げるんだ!

そう考えて、人気の出そうなNFTを仕入れて、高くなってから売る。

いわゆる「NFT投資家」なんて人も最近はたくさん出てきていますね。


実際に僕も、NFT転売だけでサクッと50万円プラスを取ったりしています。

この辺りについては、こちらの記事で話しているのでもしも興味があれば。


とにかく「NFT人口」を増やしたい。

最後に、僕の本音を話させてください。

僕はとにかく、国内の「NFT人口」を増やしたいんです。


僕は2022年3月からNFTを触り始めてますが。

なふと

こんなに面白い市場はない!近い将来、大きなゲームチェンジが起こるはず。

市場を見て、実際に革新的なテクノロジーを体験して、そう確信しています。


実際、海外では既にNFT市場ってある程度成熟しているんですよね。

海外セレブは数千万円の高級NFTをバンバン買っていますし、NFTはもうそこまで目新しいものってわけでもない。


ところが、我らが日本。あなたの周りを見てみてください。

NFTなんて、言葉の意味すら知らない人がほとんど。

なんなら、話題を出しただけで怪しまれて距離を置かれます。あまりにもアングラな存在。


でもこんな黎明期だからこそ、あなたには一度飛び込んでみてほしい。

クリエイター、コレクター、エンジニア、僕のような発信者でもいい。なんでもいいんです。

とにかく、この市場に関わる貴重な人材を1人でも増やしたい。そう思って毎日活動しています。


NFTを触るなら、まず安いものでもいいから買ってみるのが一番早いです。

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