僕は、Vtuberが大好きです。
特にホロライブのメンバーの配信は、暇さえあれば見ています。
そんな僕はこうやってNFT、メタバース、仮想通貨とWeb3.0の領域について日々情報発信しているわけですが。
確信しました。
今回は、メタバースとVtuberの関係性と、現時点での具体的な活用事例まで解説していきます。
超大手Vtuber事務所であるホロライブやにじさんじも、既にメタバース市場には積極的に参入し始めています。
Vtuber文化はメタバース市場の拡大に伴って更に発展していく
これは、普段からメタバースとVtuberの世界に入り浸っている中で直感的に感じたことなんですが。
メタバースとVtuberは、あまりにも親和性が高すぎる。
メタバースもVtuberも「超成長市場」である
2021年秋に前Facebook社が「Meta」へと社名変更したニュースをきっかけに、急速に認知度が高まったメタバース。
メタバース市場は今後10年、拡大していくことはあっても衰退していくことはまずないでしょう。
そしてVtuberの市場も同様、Vtuberの始祖「キズナアイ」さんが登場した2016年以降、物凄い勢いで右肩上がりに成長し続けています。
この立ち上がってまだ間も無い2つの市場が「超成長市場」であることは、まず非常に重要な点です。
メタバースとVtuberは親和性が高すぎる
Vtuberは、ヴァーチャルユーチューバー。ヴァーチャルの、仮想の存在ですよね。
そしてメタバースはご存知の通り、デジタル上に作る「仮想空間」のことです。
つまり、VTuberはそもそも「メタバース上の存在」であるとも言えるわけです。
そもそもVTuber自体,僕はメタバース上の存在だと思っているので。それなら仮想世界自体を作ってしまって,その中でいろんなイベントやライブを楽しめるようにしたほうが自然なんですよね。そうやってファンの皆さんやタレントさんが活動できる場を増やしていけたらいいな,という。それがホロライブのメタバース「ホロアース」なんです。
ホロライブが夢見る,メタバースとの幸せな関係とは――不定期連載「原田が斬る」,第9回はカバーCEO・谷郷元昭氏がVTuberの未来を語る
ホロライブの運営元であるカバー社のCEOである谷郷氏も、某インタビューの中でこう語っています。
メタバース上では、誰1人として現実世界の肉体で生きる人はいない。好きなアバターで、好きな服を着て、仮想の自分になることができる。Vtuberは、5年も前からこの超最先端の文化を先取りしているわけです。
今はVtuberの配信はYoutubeが中心ですが、5年後にはメタバース上でVtuberが配信している姿が僕には容易に想像できます。
メタバースとVtuberの活用事例3選
と、これだけでは僕の個人的な意見や想像で終わってしまう。
ここからは、メタバースとVtuberの、現時点での具体的な活用事例について紹介していきます。
ホロライブ(カバー株式会社)
まずは、やはり僕の推しでもあるホロライブ、カバー株式会社についてですね。
カバーは特にメタバース市場に力を入れており、自社でホロライブのタレントやリスナー同士で交流するためのメタバース「ホロアース」を開発しています。
ホロアースについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある方はどうぞ。
また、今年の10月には株式会社「バーチャルキャスト」とコラボして、同社が運営するメタバース内でホロライブのタレントと実際に1対1で話せるイベントも開催予定です。
バーチャルな「握手会」ですね。
にじさんじ(ANYCOLOR株式会社)
Vtuber事務所でホロライブを紹介するなら、やはり「にじさんじ」も外せませんね。
2022年夏に開催された「JM梅田ミュージックフェス2022 SUMMER」には、にじさんじのメンバーも参加しました。
メタバース上に大阪・梅田の街を再現して、そこで総勢30名を超えるVtuberがパフォーマンスを披露しました。
こういったメタバース上のライブイベントは今後どんどん増えていくので、そのキャストとしてVtuberの存在は欠かせないものになっていくでしょう。
Reality(グリー株式会社)
グリー株式会社が運営する「Reality」は、元々はVtuberのスマホ向けライブ配信サービスです。
最近はそこから発展して、メタバース事業に大きくシフトしており、まさに「メタバース×Vtuber」の領域を最先端で走る企業となっています。
2022年夏には自社で開発した法人向けメタバース構築ソリューション「REALITY World」の提供も開始しており、今後の動向も期待されています。