人気メタバースプラットフォームのユーザー数ランキングTOP7【2023年最新】

メタバースに興味はあるけど、どんなプラットフォームが人気なの?

初めてメタバースを触るなら、とりあえずみんながやってる人気なところから攻めたいですよね。

ということで今回は、世界中の人気メタバースプラットフォームをユーザー数が多い順にランキング形式で紹介していきます。

なふと

この記事を読めば、今世界でどんなメタバースが人気なのかが分かるようになります。

メタバースを触るなら仮想通貨が必要なので、まずはコインチェックの口座開設を済ませておきましょう。

簡単5分

目次

メタバースの普及率・利用者数は?

調査結果によると、メタバース関連のサービスを認知している人は生活者全体の36.2%(推計約2980万人)、メタバース関連のサービスを利用(2~3カ月以上での利用)したことがある人は全体の8.3%(推計約680万人)でした。

現在のメタバース利用層は生活者の8.3%(推計680万人)――博報堂DYホールディングス調査:今日のリサーチ – ITmedia マーケティング

2022年11月に博報堂DYホールディングスが行った調査によると、現在の「メタバース利用者」は全体の1割にも満たないようです。

ただ僕もそうですが、あなたの周りを見ても日常的にメタバースで遊んでいる人なんて、見つける方が難しいと思います。

なふと

そう考えると、割と納得感のある数字ではありますね。

メタバースプラットフォームのユーザー数ランキングTOP7

では早速、本題であるメタバースプラットフォームのユーザー数ランキングTOP7を見ていきます。

補足ですが、公式が月間ユーザー数を発表しているわけではないので、数値は正確でない部分も多いです。

ただこの記事の目的は「どんなメタバースプラットフォームが人気なのか知ること」なので、そこまで正確な数値は必要ないですよね。

  • オンラインゲーム型
  • VR型
  • ブロックチェーン型

ちなみにメタバースと一口に言っても、大きく分けてこの3種類のメタバースがあります。

「ブロックチェーン型」は、お金は仮想通貨、アバターやアイテムはNFTとして、経済が回っているメタバースのことです。

今回の結果を見ると、ユーザー数は

オンラインゲーム型>>>>>VR型>>ブロックチェーン型

って感じですね。

1位 : Roblox(ロブロックス)

リリース年2006年
開発元Roblox Corporation
ジャンルゲームプラットフォーム
プレイ人数1億人超
対応プラットフォームWindows、Mac OS X、iOS、Android、Xbox One、Amazon Fire TV、Oculus Rift
トークンRobux

Robloxは、月間アクティブユーザーが1億人超の巨大なゲームプラットフォームです。

ゲームプラットフォームとは、「ユーザーがゲームを作り、そのゲームをユーザーが遊ぶ」ということ。「Roblox Studio」と呼ばれる開発ツールを使えば、誰でも簡単に自分だけのゲームを作ることができます。

そのゲームタイトル数は、実に5000万本越えです。

Robloxはもちろん全世代に人気なんですが、実は子供たちに特に人気なプラットフォームなんです。

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本場アメリカでは、Robloxが小学生のプログラミングの授業で使われています。比較的簡単にゲームを作れますからね。

2位 : Fortnite(フォートナイト)

リリース年2017年
開発元Epic Games
ジャンルバトルロワイヤルゲーム
プレイ人数8300万人
対応プラットフォームWindows、Mac OS X、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、iOS、Android

Fortniteは、100人のプレイヤーが島に降り立ち、他のプレイヤーを倒しながら生き残ることを目指すバトルロワイヤルゲームです。

なふと

メタバースに全く興味がない人でも、名前を聞いたことくらいはあるって人が多いでしょう。

実はFortniteには「クリエイティブモード」もあって、MineCraftのように自分で空間を作り上げたり、Robloxのようにゲームを作ることもできるんです。

ゲーム内には多くのアイテムや武器、スキンなどがあり、プレイヤーはそれらをゲーム内通貨や実際のお金で購入することができます。

また、現実世界とのコラボイベントも盛んに行われていて、過去には「星野源」さんや「米津玄師」さんのような日本の著名なアーティストがFortnite内で音楽ライブをしたこともあります。

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この幅の広さがまさにメタバースって感じですよね。ユーザー数が多いのも頷けます。

3位 : VRChat(VRチャット)

リリース年2017年
開発元Graham Gaylor、Jesse Joudrey
ジャンル仮想現実(VR)コミュニケーションプラットフォーム
プレイ人数120万人
対応プラットフォームWindows、SteamVR、Oculus Rift、Oculus Quest

VRChatは正確なユーザー数が掴めなかったので概算ですが、VR型メタバースとしては世界シェア1位のプラットフォームです。

VR型メタバースなので、基本的にはワールド内でのユーザー同士のコミュニケーションツールです。ボイスチャットはもちろん、普通の通話ではできないようなボディランゲージによるコミュニケーションも可能です。

VRChatには、VRゴーグルを使ってメタバースに没入できる「VRモード」と、PCだけで遊べる「デスクトップモード」があります。ユーザー比率は半々くらいなんで、自分の環境に合わせて遊び方を選べるのも魅力の1つですね。

また、天才クリエイターたちが作ったハイクオリティのワールドを自由に歩き回ったり、ゲームをすることだってできます。

なふと

クリエイター向けに開発ツールが提供されているので、興味がある方は自分でワールドを作成してみるのもアリです。

4位 : Rec Room(レクルーム) 

リリース年2016年
開発元Against Gravity
ジャンル仮想現実(VR)コミュニケーションプラットフォーム
プレイ人数100万人
対応プラットフォームPlayStation VR、Oculus Quest、Oculus Rift、SteamVR

VR型メタバースとしては世界的にVRChatが覇権ですが、Rec Roomも負けていません。

Rec Roomはとにかく自由度が高くて、家や物、空間や、ミニゲーム、なんでも作って遊ぶことができます。

PCやスマホはもちろん、XboxやPS VR等、様々なハードに対応しているのも特徴の1つですね。

ただ1つだけ大きな欠点があって、この記事を書いている2023年1月現在もRec Roomは日本語対応していません。

なふと

初心者はVRChatや、国産VR型メタバースである「Cluster」から始めるのがおすすめですね。

5位 : Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

リリース年2018年
開発元Sky Mavis
ジャンルブロックチェーンベースのプレイトゥーアーニングゲーム
プレイ人数70万人
対応プラットフォームPC、iOS、Android
トークンAXS

Axie Infinityは、2022年1月に月間アクティブユーザー数278万人を叩き出した、「ブロックチェーン型メタバースの金字塔」です。

その後、仮想通貨市場の悪化やNFTゲームバブルが一旦落ち着いたことでユーザー数は減少し、現在は100万人以下に落ち着いてます。

Axie Infinityはワールドの中を歩いてコミュニケーションを取ったり物を作ったりする、いわゆる「ザ・メタバース」って感じのゲームではありません。

アクシーというモンスターを育成してそれを戦わせて賞金を得たり、アクシーを売ったりして収益を得ることができます。

ブロックチェーン型なので、その賞金は仮想通貨として、実際にリアルマネーに換金することができます。「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」って言ったりしますね。

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このゲームは特に賃金の安い東南アジアで大流行して、仕事をやめてゲームで生計を立てる人がめちゃくちゃ増えました。

6位 : The Sandbox

リリース年2021年
開発元The Sandbox
ジャンルブロックチェーンベースの仮想世界
プレイ人数20万人
対応プラットフォームPC、Mac、iOS、Android
トークンSAND

The Sandboxは、MineCraftのようなドット(ボクセル)調のワールドで、「メタバースと言えば」って感じの超有名タイトルです。

  • avex(エイベックス)
  • SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)
  • adidas(アディダス)
  • GUCCI(グッチ)
  • SIBUYA109

世界中の名だたる有名企業がこぞって出資していることからも、その将来性が見えますね。

The Sandboxでは、メタバース上の土地をNFTとして、1区画20万円ほどの価値で毎日取引されています。

なふと

初めて聞く人には意味が分からない話かもしれませんが、これがブロックチェーン型。経済が回っているということです。

The Sandboxの始め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

7位 : Decentraland

リリース年2017年
開発元Decentraland Foundation
ジャンルブロックチェーンベースの仮想世界
プレイ人数5万人
対応プラットフォームPC、Mac、iOS、Android
トークンMANA

Decentralandは、「世界最古のブロックチェーン型メタバース」であると言われているプロジェクトです。

The Sandboxがボクセルなのに対して、こちらはポリゴンのグラフィックですね。

なふと

Decentralandでも、The Sandboxと同様メタバース上の土地が高値で取引されています。

The SandboxやDecentralandのようなブロックチェーン型メタバースをプレイするなら、まずはメタバース上の「お金」である仮想通貨を購入することが第一歩です。

メタバースはオワコンなのか?いいえ、「幻滅期」に入っただけです。

最後に、メタバースの将来性について少し触れておきます。

こちらは、日本国内で「メタバース」というキーワードがGoogle検索された数の推移です。

2021年10月に旧Facebook社が「Meta」に社名変更したことをきっかけに、爆発的に増えています。

その後は何か大きなニュースがあると一時的に増えるくらいで、堅調に推移しています。依然メタバースの注目度は高いってことですね。

一方、こちらはメタバースの本場であるアメリカで同じく「Metaverse」というキーワードがGoogle検索された数の推移。

なふと

2022年2月を皮切りに、明らかに減少していますよね。

え、もしかして世界的に見たらメタバースってオワコン…?

いいえ、メタバースは「幻滅期」に入っただけです。

2022年11月にガートナージャパンは、「日本におけるデジタル・ワークプレース・イノベーションのハイプ・サイクル:2022年」を発表しました。

ガートナーによると、「メタバース」はハイプサイクルにおける「過度な期待」のピークに位置し、今後は「幻滅期」に入っていくと示しています。

インターネット、スマートフォン、仮想通貨、NFT、メタバース。これらのいわゆる「先端技術」と言われるものは、全てこの「ハイプ・サイクル」に則って動いています。

新技術が出るとみんなこぞって期待して参入してくるんですけど、出始めたばかりで技術がまだそんなに成熟していないから、そのうち一旦落ち着いていくんです。

そしてこの幻滅期を超えると、あとは技術が進歩するにつれて自然と一般にも普及していき、最後には「安定期」に入っていく。

なふと

「バブルが弾けた」なんて表現がありますが、テクノロジーの世界ではこれは当然のことなんですよね。

少なくとも今の段階で「メタバースはオワコン」なんて決めつけるのは、あまりにも早すぎる。まだ始まってすらいないですね。

とにかく、まずは触ってみることが大事です。時代に乗り遅れるのが一番の損失ですよ。

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