メタバースのバイトなんてあるの?怪しくない?
メタバースのバイトに興味はあっても、実際のところどんな仕事があって、どれくらい稼げるのか、よく分からないですよね。
この記事では、メタバース内での仕事の種類、その時給や収入の実態、さらにはメリットとデメリット、具体的な仕事例から求人の探し方まで、メタバースでのアルバイトの全てを徹底解説します。
で、結局稼げるの?時給は?
やっぱりまず気になるのはここですよね。お金の話。
メタバースでのアルバイトの時給は、現実世界での一般的なアルバイトとあまり変わりません。普通に1000円ちょいってところですね。
ただ、専門性が求められる職種やスキルによってはそれ以上を稼ぐことも可能なので、ちょっと一概には言えなさそうです。
そもそも報酬が日本円ではないことも多い
そもそも、メタバースでは報酬が仮想通貨で支払われる場合も多いです。仮想通貨の価値は変動が大きいため、時給に換算するのはちょっと難しいですね。
さらに、従来の時間給とは異なり、メタバース上での貢献度に応じた報酬システムも用意されていることが多く、収入の可能性は多岐にわたります。
メタバースアルバイトのメリットとデメリット
メタバースでの仕事には魅力がたくさんある一方で、まだまだ発展途上で至らない部分ももちろんあります。
以下で、メタバースアルバイトのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
場所や時間を問わず柔軟に働ける
メタバースでのアルバイトの最大のメリットは、場所や時間に縛られずに働けることです。物理的な場所に拘束されることなく、自宅やカフェ、移動中など、インターネット環境があればどこからでも仕事ができます。
これにより、通勤時間がなくなり、プライベートの時間を増やすことが可能です。また、フレキシブルなスケジュール管理ができるため、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
新しいスキルが習得できる
メタバースの仕事を通じて、VR技術や3Dモデリングなどの新しいスキルを習得することが可能です。これらの技術は今後もさまざまな分野で需要が高まることが予想されるため、この点も自身のキャリアを考えると大きなメリットと言えます。
また、デジタルマーケティングやコミュニケーションスキルなど、他の分野にも応用可能なスキルを身につけるチャンスもあります。
クリエイティブな仕事ができるかも?
メタバース内では、ゲームやライブのようなイベントが幅広く展開されており、クリエイティブな仕事に携わるチャンスが豊富にあります。例えば、デジタルアートの制作、イベント企画、ゲームやコンテンツの開発など、創造性を活かした仕事が多く存在します。
大手Vtuber事務所ホロライブは「ホロアース」というメタバースを開発していて、公式サイトでたくさんのエンジニアを募集しています。
技術的スキルが少しだけ必要
もちろん、メリットばかりではありません。
メタバースのアルバイトでは、基本的なPCスキルや最低限のネットリテラシーが必要不可欠です。また、特定のプラットフォームでの作業が求められる場合、そのプラットフォーム固有の操作方法やルールを学ぶ必要があります。
と言っても、これらのスキルは実際の業務を通じて少しずつ身につけていくことが可能ですし、最初に覚えることが多くて大変なのは普通のアルバイトでも同じですよね。
労働環境が確立されていない
また、メタバースという新しい分野でのアルバイトは、まだ労働環境が確立されていない場合が多いです。例えば、労働時間の管理、報酬の透明性、労働条件など、従来のアルバイトと比較して不安定な部分が多いです。
また、リモートワーク特有の問題、例えば孤独感やコミュニケーションの困難さといった課題もあります。
【未経験でもOK】メタバースアルバイトの具体的な仕事例
では実際に、メタバースアルバイトの具体的な仕事例についていくつか紹介していきます。
ガイドスタッフ
メタバースの世界に足を踏み入れたばかりの新規ユーザーにとって、仮想空間はあまりにも広すぎます。ガイドスタッフの仕事は、新しいユーザーをメタバース内で案内し、操作方法を教えたり、興味を持てそうなエリアを紹介することです。
未経験者でもコミュニケーション能力さえあれば挑戦できて、メタバースの知識や経験を積むチャンスになります。
ショップ店員
バーチャル上の店舗で働くショップ店員も、メタバースアルバイトの一つです。この仕事では、現実世界と同じように商品を紹介し、ユーザーの質問に答え、販売を行います。未経験者でも、接客が好きであればすぐに慣れることができます。
また、特定の商品に関する知識を深めることができ、それが自身の専門性を高めることにもつながります。メタバース上における販売のスキルは、将来的にますます重要になる可能性があるため、非常に価値のある経験と言えるでしょう。
あの無印良品も、KDDIのメタバースショッピングサービス「αU place」上に実際の銀座店を模したバーチャル店舗をオープンしています。
イベントスタッフ
メタバース内では、ライブや展示会、セミナーなど、様々なイベントが開催されており、これらのイベントの運営に携わるスタッフが必要とされています。イベントスタッフは、イベントの企画、設営、運営、アフターフォローまで、幅広い業務を経験することができます。
メタバースのイベントでは、参加者とのリアルタイムでのコミュニケーションが欠かせず、臨場感を出すための創造性や、技術的な問題が生じた際の迅速な対応力が求められます。
メタバースアルバイトの求人を探す3つの方法
多くの人にとってメタバースは未知の領域であり、どこで求人を探して良いのか、始め方が分からない方も少なくありません。
そんな方へ向けて、メタバースアルバイトの求人を見つけるための具体的な方法を3つご紹介します。
専門の求人サイトで探す
メタバース関連のアルバイトを探す最も一般的な方法は、専門の求人サイトを活用することです。例えばメタジョブでは、様々なメタバースプラットフォームに特化した求人が集められており、様々な仕事が見つかります。
さらに、このようなサイトには、求人だけでなくメタバースに関する最新情報や、どのようにしてスキルを磨けば良いかといった有益なコンテンツも提供されている場合があります。
SNSを使う
次に有効なのが、SNSで情報を収集する方法です。SNS上にはメタバースに関心を持つ人々が集まるコミュニティがたくさんあり、求人情報がシェアされることも少なくありません。特にTwitterでは、ハッシュタグを使って検索するのも効率的でしょう。
- リアルタイムに最新の求人情報がチェックできる
- 実際に働いている人の生の声を聞ける
Discordのようなクローズドなコミュニティなら、より自分のやりたいことにマッチする条件の良い案件が見つかる可能性が高いです。
企業の公式サイトから直接応募する
メタバースを運営する企業の公式サイトを直接チェックする方法もあります。大手からスタートアップまでメタバースに関わる企業はたくさんありますが、それらの企業は自社サイトで求人を公開することがあります。
こうした企業のサイトを定期的に確認しておけば、メタバースのアルバイトに関する最新の情報や、企業が何を求めているのかという点を直接知ることができるでしょう。
まとめ
今後メタバースが普及していくことで、働き方の選択肢はどんどん広がっていきます。今回の記事で理解を深めたら、一度あなたに会ったメタバースの仕事を探してみてはいかがでしょうか。
これからのメタバース時代において、バーチャル空間での職業はどんどん多様化していくはずです。