最近、メタバースという言葉を多く耳にします。主に、テクノロジーやデジタルの分野でこのフレーズが使われています。
一方、「フォートナイト」というゲームの名前を聞いたことがないって人もあまりいないんじゃないでしょうか。
さて、今世界中で非常に人気のあるオンラインゲームであるフォートナイトとメタバースの間には、どのような関係があるのでしょうか?
フォートナイトとは?
運営会社 | Epic Games |
対応デバイス | Windows, Mac, PlayStation, Xbox, Switch, iOS, Android |
ゲーム内通貨 | V-Bucks |
公式HP | https://www.epicgames.com/fortnite |
フォートナイトは、全世界で数億人が楽しむバトルロワイヤル型のオンラインゲームで、その革新的なゲームプレイとユーザー体験で世界中のゲーマーから支持を受けています。
フォートナイトは世界的に超人気なゲームタイトル
フォートナイトは、2017年にEpic Gamesによってリリースされて以来、その独自のバトルロワイヤルモードと、多種多様なアイテムやキャラクターが評価され、今日では全世界で数億人がプレイする超人気ゲームタイトルに成長しました。
海外の子供たちは、学校が終わったら「公園に集合な!」のノリでフォートナイトに集合するらしいです。すごい時代ですね。
クリエイティブモードが大きな魅力
ただ、フォートナイトはただのバトルロイヤルゲームではありません。「クリエイティブモード」が大きな特徴の1つです。
クリエイティブモードではプレイヤー自身がゲーム内のマップを自由に作り変えることが可能で、その自由度の高さはプレイヤーから高い評価を受けています。
MineCraftのような感じですね。このクリエイティブモードの存在が、フォートナイトとメタバースが比較される主な理由です。
積極的にコラボをしているのはなぜ?
また、フォートナイトは積極的に他の大人気IPとのコラボレーションを行っています。
このような取り組みが、フォートナイトが持続的に世界的な人気を維持する秘訣の一つでしょう。
メタバースの定義ってなに?
フォートナイトとメタバースの関連性を理解するためには、まずメタバースとは何かを理解する必要があります。
ここで1つ、メタバースの定義についてはっきりと話しておきましょう。
メタバースは単なるSNSやゲームではない
確かに一見すると、昨今広く利用されているソーシャルメディアやオンラインゲームと似ているように思えるかもしれません。
ただし、ここで決して勘違いしてほしくはないのが、メタバースは単なるゲームやSNSとは明確に違います。
ゲームやSNSは一定のプラットフォームの枠内での活動が主となりますが、メタバースはその枠を超越した、より自由度の高い活動が可能となります。
AR・VRがメタバースとどう関係しているか
メタバースは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術と深く結びついています。これらの技術を活用することで、ユーザーはメタバースをよりリアルに感じることができます。
例えば、VRヘッドセットを使用すれば、ユーザーは自分自身が実際にメタバースの中にいるかのような感覚を味わうことができます。
メタバースとNFT・ブロックチェーンとの関係性
また、メタバースはブロックチェーン技術やNFTとも密接に関連しています。
ブロックチェーンとNFTは、デジタル資産の所有と取引を証明する技術として活用されており、これによってメタバース内での新たな経済活動を可能にしています。
メタバース内で取得したアイテムやアバターなどは、NFTとして所有権が証明され、ブロックチェーンを介して取引することが可能となります。
これによって、メタバースはただの仮想空間から、新たな経済圏としての側面も持つようになりました。
フォートナイトはなぜメタバースではないのか
フォートナイトは一見、その豊かな仮想世界と多様な機能から、メタバースのように見えるかもしれません。
しかし、丁寧に定義から考えてみると、メタバースはユーザーが自由に世界を作り出し、その中でリアルタイムに行動する場所となります。
一方、フォートナイトではプレイヤーはあくまでゲーム内のルールに従う必要があり、現実世界を模倣したリアルタイムの社会を作り出すわけではありません。
この辺りの点が、フォートナイトとメタバースの本質的な違いと言えるでしょう。
まとめ
フォートナイトは確かにその自由度により、一部メタバースの要素を持っていますが、全ての要素を満たすメタバースとは言えません。
しかし、フォートナイトがこれからどのように進化し、メタバースに近づく可能性を秘めているかは非常に興味深いです。
それはゲームの未来だけでなく、間違いなくメタバースの領域にも大きく関わってくるはずです。