メタバースで遊んでみたいけど、始めるまでが色々面倒臭そう…
めちゃくちゃ分かります。実際、現在のメタバースプラットフォームは、プレイするまでにアプリをインストールしたり、アカウント登録をしたりと面倒な工程を踏まなければいけないものも多いです。
そんな中、昨今注目されているのが、高価なVRゴーグルを必要とせず、気軽にブラウザ上で楽しめるメタバースサイトです。
この記事では、ブラウザで無料で遊べるおすすめのメタバースサイトを7つご紹介します。その前に、そもそもメタバースにVRゴーグルは必要なのか、そしてブラウザだけで遊べるメタバースの3つのメリットについても詳しく解説します。
メタバースにVRゴーグルは必要なのか?
特にあまりメタバースに詳しくない人からすると、メタバースというと大層なVRゴーグルを使ったもののイメージが強いかもしれません。実際、VRゴーグルを使用することで、視覚と聴覚を刺激し、メタバース上でまるで現実世界のような体験をすることが可能です。しかし、現在のVRゴーグルは数万円から数十万円と価格が高く、なかなか誰もが気軽に手に入れられるものではないですよね。
それに対して、ブラウザ上で楽しむメタバースは、特別なデバイスを必要とせず、手持ちのPCやスマホで簡単に遊ぶことができます。もちろん画質や没入感はVRゴーグルを使用した場合と比較すると劣るかもしれませんが、手軽にメタバースの世界を体験できる点が大きな魅力です。
ブラウザだけで遊べるメタバースの3つのメリット
VRゴーグルや専用のアプリを必要としないブラウザベースのメタバースには、数多くのメリットがあります。ここでは、その中から特に重要な3つのメリットを詳しくご紹介します。
色んなデバイスから遊べる
まず第一に、ブラウザベースのメタバースは、様々なデバイスからアクセスできるという点が大きなメリットです。専用のアプリをダウンロードする必要がなく、インターネットに接続されたPC、スマートフォン、タブレットなど、手持ちのデバイスを利用して簡単にメタバースの世界に入ることができます。
これにより、場所や環境を選ばず、好きな時にメタバースを楽しむことができます。例えば、自宅でPCを使用している時はもちろん、外出先でスマホを使ってサクッと遊ぶこともできます。通勤や通学の移動時間、ちょっとした休憩時間など、隙間時間を利用して気軽にアクセスすることができます。
スペックが低くてもOK
次に、ブラウザベースのメタバースは、デバイスのスペックが比較的低くても楽しむことができるというメリットがあります。VRゴーグルやゲーム専用のデバイスを使用するメタバースの場合、高いグラフィック性能や処理速度が求められることが多いです。
しかし、ブラウザで遊べるメタバースであれば、特別なグラフィックボードを搭載していない普通のPCや、スペックが低めのスマホでも十分に楽しむことが可能です。この低スペックでもアクセスできるという特徴により、メタバースをより身近なものにし、多くの人が気軽に体験できる環境を提供しています。
とにかく手軽
最後に、ブラウザでアクセスできるメタバースはとにかく手軽です。新しくソフトウェアをダウンロードしたり、専用のアプリをインストールする必要がなく、ブラウザを開いてURLにアクセスするだけで簡単に遊び始めることができます。また、アカウント登録が必要なプラットフォームでも、あまり時間がかからないことが多いです。
この手軽さは、メタバースに興味を持っているけど、どのように始めれば良いのか分からないという初心者の方にとっても大きな魅力となっています。
ブラウザで無料で遊べるメタバースおすすめサイト7選
ブラウザで利用できるメタバースのメリットは、よく理解していただけたかと思います。
続いては、ブラウザで無料で遊べるメタバースサイトの中で、特におすすめしたい7つのサイトをご紹介します。
DOOR
DOORは、あのNTTドコモが提供しているメタバースプラットフォームです。日本のコミュニティが活発で、日本語に対応しているのが特徴です。
日本のコミュニティが盛んなところは、日本人にとっては大きな利点です。また、日本文化や日本のコンテンツを楽しむことができるため、日本に興味を持っている外国人ユーザーにとっても魅力的なプラットフォームと言えます。
XR World
XR Worldも同じくNTTが運営していて、DOORの次にリリースされたプラットフォームです。独自のコンテンツを作って他のユーザーに共有することができ、よりクリエイティブな活動が可能です。
NTTはメタバースにかなり力を入れているようで、今後もどんどん新しいプラットフォームがリリースされていくでしょう。メタバース市場における日本の大手企業の動向は、それなりに見ておく価値がありそうです。
VRChat
VRChatはVR対応の有名なメタバースプラットフォームではありますが、実はブラウザ版も提供されています。グローバルなコミュニティが活発で、メタバースの世界の最初の入り口にする人も多いです。
ブラウザ版ではVR機能は限定されていますが、他のユーザーとの交流やメタバースならではの活動は十分に楽しむことができます。
V-expo
V-expoはメタバース上での作品の展示やイベントを主な目的としたプラットフォームであり、ブラウザから簡単にアクセスできます。企業やクリエイターが自身の作品やプロジェクトを展示する空間として利用されています。
V-expoは展示会やイベントを主催することで、物理的な制約を受けずに、たくさんのユーザーを集めることができる点が強みとなっています。
Fabeee Metaverse Package
Fabeee Metaverse Packageは音声チャット機能が特徴であり、ユーザー同士の位置関係を考慮して、近くにいるユーザーの声は大きく、遠くにいるユーザーの声は小さく聞こえます。
この機能によって、メタバースでのコミュニケーションがより現実的で自然に感じられます。また、ユーザーは自分のアバターをカスタマイズすることで、個性を表現することもできます。
めちゃバース
めちゃバースは、「めちゃ簡単、めちゃたくさん入れる」をコンセプトに、1000人規模の大人数が同じバーチャル空間に同時に参加することができるプラットフォームです。
「メタバースって難しそうだけど、大規模なイベントやパーティーを主催してみたい」っていう企業側のニーズに上手く応えたプラットフォームですね。
XANA
XANAは、NOBORDER.z社が開発するWeb3.0型のメタバースプラットフォームで、メタバースで現実世界と同様にコミュニケーションや経済活動を行うことができます。
元々はアプリのみでしたが、最近ブラウザでも使えるようになりました。有名IPとのコラボも頻繁に行なっていて、今最も注目の国産メタバースプラットフォームの一つです。
まとめ
VRゴーグルはメタバースでの体験をよりリッチにしてくることは間違いありませんが、メタバースを楽しむのに必須のデバイスではありません。ブラウザだけで遊べるメタバースには、多くのメリットがあるんです。
今回紹介したプラットフォームは、それぞれ独自の特徴と利点を持っていて、幅広いニーズに応えています。興味を持ったものがあればとりあえず試してみて、自分に合ったプラットフォームを見つけてみてください。