今や「ビットコイン」という名前を聞いたことがないって人は、日本でも数少ないのではないでしょうか。
2022年3月現在、ビットコインは実に500万円以上の価値を持つ仮想通貨です。
そんなビットコインですが、つい5年前、2017年4月時点ではたった12万円の価値しかありませんでした。
「その時に買えていれば今頃…」誰もがそう思うものですが、それができた人は本当に少ないものです。
それはなぜか。
2017年の時点で、仮想通貨市場がここまで急速に成長することを予測することは非常に困難だったからです。
さて、話は変わってイーサリアムは、現在30万円以上の値を付けており、ビットコインに次いで時価総額2位の仮想通貨です。
さぁ、あなたはイーサリアムに投資することができますか?
今回は、第二のビットコインになり得るイーサリアムの今後について、「ビットコインと比較することで」考えていきます。
もちろん投資の世界なので、「絶対」は絶対にありません。
ですが僕は今、仮想通貨界隈は大きな転換期にあり、我々にとっては大きなチャンスではないかと感じています。
イーサリアムとビットコインの最大の違いは、「前例があるか」
投資の何が難しいって、伸びるか分からないものを伸びると予測して投資しなければいけないことですよね。
2017年のビットコインもそうでした。
仮想通貨市場そのものが伸びるかどうかも全く分からない。
そんな状態で投資ができるのは、一部の先見の明がある投資家だけでした。
一方、イーサリアムはどうでしょう。
仮想通貨市場は、もちろん一時落ち目はあれど、トータルで見れば右肩上がり。
今後のテクノロジーの流れを見ても、大局的に見れば伸びる市場であることは容易に想像ができるでしょう。
そしてイーサリアムはちょうど2022年現在、2017年のビットコインと同じような価格で取引がされている。
勘の良い方ならもう分かるでしょう。
これが本当に大きい。
と言っても、当たり前ですが全ての仮想通貨が伸びるわけではない。
今でも数十円で取引されているようないわゆる「草コイン」と呼ばれる仮想通貨はたくさんあります。
しかし、恐らくその中で今後ビットコイン並の価格を付けるものは1つあるかないかでしょう。
しかし、イーサリアムは違う。
草コインと比較すると高い値を付けていて、それでいてビットコインと比べるとまだまだ伸び切っていない。
これをどこまでチャンスと捉えられるか。僕はわくわくしています。
「スマートコントラクト」というイーサリアムの付加価値
ここで、そもそもなぜビットコインがここまで急速な成長を見せたのかを考えていきます。
もちろん、要因はいくつもあります。
ただ、最も本質的な理由を1つ挙げるなら、
だと思うんですよね。
何かの価値が上がる時っていうのは、それが便利で価値のあるものだって人々に認識された時ですよね。
ビットコインは、「仮想通貨を生み出し、人々に革命をもたらした。」ここに価値を見出せるわけです。
では、例によってここでイーサリアムに話を移します。
イーサリアムは、「世界初」っていう価値はもう使えない。言ってしまえば二番煎じなわけです。
なら、なにかもう1つ「付加価値」が欲しい。
それが、スマートコントラクトなんですね。
詳しく知りたい方は調べてもらえればいいんですが、この「自動的に」っていうのが革命的だったんですよね。
スマートコントラクトは、ビットコインには無かったものです。
現在は他の仮想通貨の取引でも使われているこの技術を初めて取り入れたのが、イーサリアムだったわけです。
イーサリアムはビットコインを後追いしているようにすら見える
なんだか抽象的な話が多くなってしまいましたが、投資って意外と感覚的なものも大事だったりします。
投資の世界での有名な格言に、こういうものがあります。
もちろん、投資利益を得たいならチャートの頂点(頭)で売って、底(尻尾)で買うのが一番良い。
でも、未来人でもない限りチャートの頂点と底なんて絶対に分からない。
なら、そこはもう捨てちゃって、頂点からちょっと下がり始めた時に売って、底からちょっと上がり始めた時に買うのが現実的だよねって話です。
今のイーサリアムは、ちょうど尻尾を少し過ぎたタイミングだと思ってるんですよね。
5年前のビットコインもそうでした。
僕は、イーサリアムはビットコインの後を追っているように見えて仕方ないんです。