仮想通貨のニュースアプリ、いくつもありすぎて結局どれを入れればいいのか分からない。App Storeで「仮想通貨 ニュース」と検索すると、似たようなアプリが大量に出てきて余計に迷う。
結論から言います。全部入れる必要はありません。
仮想通貨のニュースアプリは「ニュース系」と「データ系」の2カテゴリに分かれます。それぞれから1つずつ、合計2つ入れれば十分です。
この記事では、目的別にアプリを整理した上で、迷ったらこれだけ入れればOKという鉄板の組み合わせを紹介します。
まずは2つのカテゴリを理解する
仮想通貨関連のアプリは大きく分けて2種類あります。この違いを理解しないまま比較しても、「どれも似ていて違いが分からない」という状態になります。
「ニュース系」と「データ系」は役割が違う
| ニュース系 | データ系 | |
|---|---|---|
| 主な機能 | ニュース記事の配信・速報通知 | 価格チャート・ポートフォリオ管理 |
| 使う場面 | 「何が起きているか」を知りたい時 | 「今いくらか」「資産状況は」を確認したい時 |
| 代表的なアプリ | CoinPost、CoinDesk Japan | CoinGecko、CoinMarketCap |
| 情報の深さ | 記事・分析・解説が中心 | 数値データ・チャートが中心 |
ニュースアプリとデータアプリでは、そもそも提供している情報の種類が違います。「ニュースアプリを入れたのにチャートが見にくい」と感じるのは、それが本来の得意分野ではないからです。
両方入れるのが最適解な理由
仮想通貨の投資判断には、「今、何が起きているか(ニュース)」と「今、価格がどうなっているか(データ)」の両方が必要です。
例えば、「米SECがビットコインETFを承認」というニュースを受け取っても、その瞬間の価格変動やチャートの動きが見えなければ、判断材料としては不十分です。逆に、チャートが急に動いた時に「なぜ動いたか」が分からなければ、次のアクションが取れません。
ニュース系で「なぜ」を知り、データ系で「いくら」を確認する。この2本立てが、情報収集の最適解です。
なふと正直、5個も6個もアプリを入れても通知が増えてうるさいだけ。厳選した2つを使い倒す方が、結果的に情報の質も上がります。
【ニュース系】仮想通貨ニュースアプリ3選
まずはニュース系から。日本語で使える仮想通貨ニュースアプリの中から、信頼性と速報性で選びました。
CoinPost(国内最速・プッシュ通知が優秀)
国内最大級の仮想通貨メディア「CoinPost」の公式アプリ。ニュース系で迷ったら、まずこれを入れておけば間違いありません。
- 国内外の仮想通貨ニュースを最速級で配信
- 編集部が厳選した重要ニュースのプッシュ通知
- 6,500以上の銘柄に対応した価格チャート機能
- 「MyCoin」機能で気になる銘柄のニュースを自動ソート
- 今後の重要ファンダメンタルズ予定表(クリプト指標)
特にプッシュ通知の質が高く、「本当に重要なニュースだけ」を通知してくれるのが優秀なポイントです。通知が多すぎて邪魔になるアプリもありますが、CoinPostは編集部が選別しているため、ノイズが少ない。
仕事中でもスマホに届くプッシュ通知だけチェックしておけば、重要な相場の変動は逃さない。兼業投資家にとって最も実用的なアプリです。
CoinDesk Japan(Web3・デジタル証券の深掘り向け)
世界最大級のWeb3メディア「CoinDesk」の日本版。速報性よりも、記事の分析の深さとグローバル視点が強みです。
- Web3・ブロックチェーン領域の専門的な分析記事
- デジタル証券(セキュリティ・トークン)特設サイトを運営
- 初心者向けの学習コンテンツも充実
「仮想通貨の価格だけでなく、技術やビジネスの動向まで追いたい」という人に向いています。特にデジタル証券やDeFiに関心がある層にはCoinPostとの使い分けが有効です。
Cointelegraph Japan(グローバル視点で中上級者向け)
世界的な仮想通貨メディア「Cointelegraph」の日本版。海外の動向を素早くキャッチしたい人向けです。
グローバルな独自取材に基づく記事が多く、海外の規制動向や大型プロジェクトの情報をいち早く入手できます。ただし、速報性ではCoinPostに譲る場面もあるため、メインというよりはサブの位置づけが妥当です。
なふとニュース系は正直CoinPost1つで事足りるケースがほとんど。CoinDeskやCointelegraphは「もっと深掘りしたい」と思ったら追加する、くらいの感覚で十分です。
【データ系】価格チャート+ポートフォリオ管理アプリ3選
次にデータ系。「今いくら?」「自分のポートフォリオの状況は?」を確認するためのアプリです。
- CoinGecko
- CoinMarketCap
- 主要な取引所アプリ(Coincheck・bitFlyerなど)
CoinGecko(18,000+銘柄の価格データ+ポートフォリオ機能)
仮想通貨データアグリゲーターの定番。データ系で迷ったらCoinGecko一択です。
- 18,000種類以上の仮想通貨のリアルタイム価格を表示
- ポートフォリオ管理機能で保有資産を一元管理
- NFT市場のフロア価格やトレンドも追跡可能
- 価格アラート機能で急な値動きを通知
- DeFiプロトコルのデータトラッキング
CoinGeckoの強みは、対応銘柄の圧倒的な多さと、ニュースに頼らず「数字で市場を俯瞰できる」点です。時価総額ランキング、取引量の変化、個別銘柄の詳細データなど、投資判断に必要な数値情報がすべてここに集約されています。
「ニュースで何が起きたかを知り、CoinGeckoで数字を確認する」。この流れが情報収集の最も効率的なルーティンです。
CoinMarketCap(老舗データサイトのアプリ版)
CoinGeckoと並ぶ2大データアグリゲーターの1つ。Binanceの傘下にあり、取引所データとの連携が強いのが特徴です。
機能面ではCoinGeckoとほぼ同等ですが、UIの好みで選ぶ人が多い印象です。どちらか片方を入れておけば十分で、両方入れる必要はありません。
取引所アプリ(Coincheck・bitFlyerなど)の情報収集機能
意外と見落としがちですが、国内取引所のアプリにも情報収集機能が搭載されています。
Coincheckアプリではニュースフィードやチャートが見られますし、bitFlyerアプリでも主要銘柄の価格変動をリアルタイムで確認できます。すでに取引所アプリを入れているなら、その機能を活用するのも一つの手です。
ただし、ニュースの網羅性や速報性では専門アプリに劣るため、あくまで「補助的な情報源」として活用するのがおすすめです。
なふと取引所アプリは「取引」がメイン機能で、ニュースはおまけ。情報収集を取引所アプリだけに頼るのは正直キツいです。
迷ったらこの2つだけ入れればOK
ここまで6つのアプリを紹介しましたが、「結局どれを入れればいいの?」という人のために、結論を出します。
ニュース系ならCoinPost
日本語の仮想通貨ニュースアプリでは、CoinPostが総合力で頭一つ抜けています。速報性、プッシュ通知の質、対応銘柄数、MyCoin機能、クリプト指標。これだけの機能が無料で使えるアプリは他にありません。
データ系ならCoinGecko
価格データとポートフォリオ管理はCoinGeckoが鉄板です。18,000以上の銘柄をカバーし、NFTやDeFiのデータまで追えるのはCoinGeckoならでは。CoinMarketCapも悪くありませんが、UIの使いやすさとデータの中立性でCoinGeckoに軍配が上がります。
この2つが鉄板な理由
CoinPost(ニュース)で「今なにが起きているか」をキャッチし、CoinGecko(データ)で「価格がどう動いているか」を確認する。この2本立てで、仮想通貨の情報収集はほぼ完結します。
もちろん、Web3の深掘りに興味が出てきたらCoinDesk Japan、海外の先端情報を追いたくなったらCointelegraphを追加しても良いでしょう。しかし、まず入れるべきアプリとしてはこの2つで十分です。
仮想通貨をこれから始める方は、まずこちらの記事も参考にしてください。
なふと僕自身もこの2つがメイン。朝起きたらCoinPostの通知をチェックして、気になったらCoinGeckoで値動きを確認する。これで1日の情報収集は5分で終わります。
アプリを選ぶときの5つの判断基準
上で紹介した以外のアプリを検討する場合や、自分に合ったアプリを見極めたい場合は、以下の5つの基準で判断してみてください。
リアルタイム性(プッシュ通知の質)
仮想通貨市場は24時間365日動いています。重要なニュースが出た瞬間にプッシュ通知で知らせてくれるかどうかは、投資判断のスピードに直結します。
ここで大事なのは「通知の量」ではなく「通知の質」です。1日に何十件も通知が来るアプリは、結局すべて無視するようになります。本当に重要なニュースだけを厳選して通知してくれるアプリが優秀です。
日本語対応
英語のアプリは情報量が多い反面、日常的に使うには負荷が高くなります。仮想通貨の専門用語が英語で表示されると、理解に時間がかかり、結局使わなくなるケースも少なくありません。
メインで使うアプリは日本語対応のものを選び、英語のアプリはサブとして使う形がストレスなく続けられます。
対応銘柄の数
ビットコインとイーサリアムだけ追えればいいという人もいますが、アルトコインにも投資するなら、対応銘柄数は重要な判断基準です。
CoinGeckoは18,000以上、CoinPostは6,500以上の銘柄に対応しています。マイナーな銘柄まで追いたい場合は、対応銘柄数が多いアプリを選びましょう。
ポートフォリオ管理機能の有無
複数の取引所やウォレットで仮想通貨を保有している場合、ポートフォリオ管理機能があると、資産全体の状況を一括で把握できます。
CoinGeckoやCoinMarketCapにはこの機能が搭載されていますが、ニュース系アプリには基本的に付いていません。ニュースとポートフォリオ管理を1つのアプリで済ませたい場合は、データ系アプリを優先しましょう。
UIの軽さ(日常的に使えるか)
機能が充実していても、アプリの動作が重かったり、画面が見づらかったりすると日常的には使えません。
実際にダウンロードして「朝の通勤中にサッと開いて3分で情報収集できるか」を試してみるのが一番確実な判断方法です。
怪しい情報やプロジェクトの見分け方については、こちらの記事も参考にしてください。

よくある質問
まとめ
仮想通貨のニュースアプリ選びで大切なのは、「どれだけ多く入れるか」ではなく「目的に合ったものを厳選する」ことです。
- 仮想通貨アプリは「ニュース系」と「データ系」の2カテゴリに分かれる
- それぞれから1つずつ、合計2つ入れれば十分
- ニュース系の鉄板はCoinPost(速報+プッシュ通知の質)
- データ系の鉄板はCoinGecko(18,000+銘柄+ポートフォリオ管理)
- 選ぶ基準はリアルタイム性・日本語対応・銘柄数・ポートフォリオ機能・UIの軽さ
- 無名のアプリには注意。運営元が確認できないアプリは避ける
なふと情報収集は「量」より「質」。アプリを厳選して、浮いた時間をチャート分析や投資判断に使う方がよっぽど生産的です。


