仮想通貨は500円で始められる。初心者が今日中にビットコインを買うための手順をゼロから解説

仮想通貨に興味はある。でも「結局なにから始めればいいの?」がわからなくて、ずっと手を出せていない。そんな人は多いと思います。

ビットコインの価格は1枚1,000万円を超えています。この数字だけ見ると「自分には無理だ」と感じるかもしれませんが、実際にはビットコインは500円から購入できます。1枚丸ごと買う必要はありません。

この記事では、仮想通貨をこれから始める人に向けて、口座開設から入金、初回購入までの全手順を解説します。スマホ1台あれば、今日中に完了できます。

必要なのはスマホと本人確認書類と500円。それだけで仮想通貨を始められます。この記事を読みながら、そのまま手を動かしてみてください。

目次

仮想通貨を始める前に決めておく3つのこと

手順に入る前に、先に3つだけ決めておきましょう。「何を買うか」「いくら買うか」「どこで買うか」。これを決めておくだけで、途中で迷うことがほぼなくなります。

最初に買うのはビットコインかイーサリアムの2択でいい

仮想通貨は世界に数千種類ありますが、初心者が最初に買うべきなのはビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)のどちらかです。

ビットコインは仮想通貨全体の時価総額の約6割を占める「デジタルゴールド」。イーサリアムは多くのアプリやサービスの基盤となっている「プラットフォームの王様」です。どちらも10年以上の実績があり、国内のどの取引所でも扱っています。

迷ったらビットコインで問題ありません。仮想通貨の入門としては最もシンプルで、価格データや情報量も圧倒的に多いからです。

なふと

僕も最初に買ったのはビットコインでした。いきなりマイナーなコインに手を出すと、値動きも情報も少なくて不安になるだけです。まずはビットコインで「仮想通貨を持つ」という体験をしてみるのが一番です。

投資額は「なくなっても生活に影響がない金額」が鉄則

仮想通貨は価格変動が非常に大きい資産です。ビットコインでさえ、年に1回は30%以上の暴落が起きています。この前提を踏まえると、最初の投資額は「最悪ゼロになっても困らない金額」にすべきです。

具体的な目安としては、1,000円〜10,000円。月の娯楽費から出せる程度の金額で十分です。貯金を崩す必要はまったくありません。

仮想通貨の投資額について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

「全財産の何%を仮想通貨に」ではなく「月のランチ代1回分くらいから」。これが初心者にとって最もストレスのない始め方です。

取引所選びで初心者が見るべきは3つだけ

仮想通貨を買うには「取引所」で口座を開設する必要があります。国内にはいくつもの取引所がありますが、初心者が比較すべきポイントは3つに絞れます。

  • アプリの使いやすさ(直感的に操作できるか)
  • 最低購入額(いくらから買えるか)
  • 入金の手軽さ(銀行振込で即日入金できるか)

主要3社を比較するとこうなります。

取引所 最低購入額 入金手数料 特徴
Coincheck 500円〜 銀行振込手数料のみ アプリが初心者に最も使いやすい
bitFlyer 1円〜 住信SBI銀行なら無料 最小単位から購入可能
GMOコイン 100円〜 即時入金無料 各種手数料が最安級

どれを選んでも大きな失敗はありませんが、この記事ではCoincheckを例に手順を解説していきます。アプリのわかりやすさが群を抜いていて、初めて仮想通貨を触る人にとって最もストレスが少ないからです。

口座開設から初回購入まで。スマホで完結する3ステップ

仮想通貨を買うまでの流れは、たった3ステップです。

  1. 取引所で口座を開設する(約10分)
  2. 日本円を入金する(即日〜翌営業日)
  3. ビットコインを購入する(1分)

すべてスマホだけで完結します。パソコンは不要です。ここからは各ステップを詳しく見ていきましょう。

STEP 1 取引所で口座を開設する(最短10分)

口座開設に必要なもの:スマホ、メールアドレス、本人確認書類(運転免許証 or マイナンバーカード)

Coincheckの口座開設手順を、そのまま順番に進めれば完了するように書いていきます。

STEP
Coincheckアプリをダウンロード

App StoreまたはGoogle Playで「Coincheck」と検索してインストールします。アプリを開いたら「会員登録」をタップ。

STEP
メールアドレスとパスワードを登録

メールアドレスを入力し、パスワードを設定します。登録したアドレスに確認メールが届くので、記載されたリンクをタップして認証を完了させます。

STEP
基本情報を入力する

氏名、生年月日、住所、職業などの基本情報を入力します。すべて正確に入力してください。本人確認書類と一致しないと審査に通りません。

STEP
本人確認書類をアップロード

「かんたん本人確認」を選ぶと、スマホのカメラで本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで完了します。運転免許証かマイナンバーカードがあればOKです。ハガキの到着を待つ必要がないので、最短即日で審査が終わります

STEP
二段階認証を設定する

審査結果を待つ間に、二段階認証を設定しておきましょう。Google Authenticatorアプリをインストールし、Coincheckの設定画面からQRコードを読み取るだけです。5分で終わりますが、セキュリティ効果は絶大です。これをやらないのは、家の鍵をかけないで外出するのと同じです。

まだ取引所の口座を持っていないなら、初心者におすすめのコインチェックでサクッと開設しておきましょう。

なふと

口座開設で一番時間がかかるのは審査待ちの部分です。申請自体は本当に10分程度で終わります。僕の場合は夜に申請して翌朝には完了していました。

STEP 2 日本円を入金する

口座開設が完了したら、次はビットコインを買うための日本円を入金します。Coincheckへの入金は銀行振込が基本です。

Coincheckの振込先口座はGMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の2つがあります。ネットバンキングを使えば自宅から数分で送金できます。振込手数料は利用者の銀行側の負担になりますが、住信SBIネット銀行や楽天銀行の無料振込枠を使えば実質無料で入金可能です。

振込手数料を無料にするコツは、ネット銀行の「他行宛振込無料回数」を活用すること。住信SBIネット銀行や楽天銀行は条件を満たせば月数回の無料枠があるので、仮想通貨用に持っておくと便利です。

入金額は1,000円〜5,000円で十分です。「まず少額で体験してみる」のが目的なので、大きな金額を入れる必要はありません。

STEP 3 ビットコインを買ってみる

入金が反映されたら、いよいよビットコインの購入です。Coincheckアプリでの手順はこうなります。

STEP
アプリで「販売所」を開く

アプリ下部のメニューから「販売所」をタップし、通貨一覧から「BTC(ビットコイン)」を選択します。

STEP
「購入」をタップして金額を入力

「購入」ボタンをタップし、購入したい金額を日本円で入力します。500円と入力すれば、500円分のビットコインを購入できます。

STEP
内容を確認して「購入」を確定

購入内容の確認画面が表示されます。金額と数量を確認して「購入」をタップ。これで完了です。数秒後にはあなたのウォレットにビットコインが反映されます。

たったこれだけです。口座開設から購入まで、早ければその日のうちに終わります。「仮想通貨を買う」という行為は、ネットショッピングより簡単です。

なふと

初めて購入ボタンを押すときは、ちょっとだけドキドキすると思います。でも500円です。コンビニでコーヒーを買うのと同じ金額なので、気軽に押してしまって大丈夫です。

「販売所」と「取引所」の違いを知らないと損をする

ここまでの手順では「販売所」で購入しました。初心者はまず販売所から始めてOKですが、慣れてきたら知っておくべき重要な違いがあります。

販売所は簡単だけど、スプレッドという隠れコストがある

販売所と取引所はなにが違うの?

販売所は「お店(取引所の運営会社)から直接買う」方式。取引所(板取引)は「ユーザー同士で売買する」方式です。販売所のほうが操作は簡単ですが、手数料にあたるスプレッドが上乗せされています。

販売所のスプレッドは目安として約5〜6%程度(通貨や市場状況により変動)。これは見えにくいコストですが、金額にすると無視できません。

たとえば10万円分のビットコインを販売所で買うと、スプレッドとして約5,000〜6,000円が実質手数料として取られます。1,000円の購入なら50〜60円程度なので気にならないかもしれませんが、金額が大きくなるほど差が開きます。

10万円以上動かすなら取引所(板取引)を使うべき理由

取引所(板取引)の手数料は概ね0〜0.1%程度(取引所やMaker/Takerにより異なる)。Coincheckの取引所手数料は無料です。仮に0.05%だとしても、10万円分を板取引で買えば手数料はわずか50円で済みます。

さらに板取引では「指値注文」が使えます。「この価格まで下がったら買う」という予約注文ができるので、自分の納得した価格で購入できるメリットもあります。

最初の1回は販売所でOK。でも「これは続けていこう」と思えたら、2回目からは板取引に挑戦してみてください。手数料の差は、長期的にはかなり大きくなります。

初心者がやりがちな5つの失敗と避け方

ビットコインを無事に買えたとしても、初心者がやりがちな失敗パターンはいくつかあります。事前に知っておくだけで、ほとんどは避けられます。

よくわからないアルトコインに手を出す

SNSで「100倍になるコイン」「次のビットコイン」と騒がれている銘柄に飛びつくのは、初心者が最もハマりやすい落とし穴です。

時価総額が小さいコインは、確かに大きく値上がりする可能性があります。しかしその分、一晩で価値が90%以上消えることも珍しくありません。過去にはTerra/LUNAというコインが数日でほぼ無価値になり、数兆円規模の資産が消滅しています。

少なくとも最初の数ヶ月は、ビットコインとイーサリアムだけに集中するのが安全です。

値動きが気になって1日に何度もアプリを開く

ビットコインは24時間365日値動きがあります。買った直後は価格が気になってしょうがないかもしれません。でも、短期の上下に一喜一憂するのは精神的にもよくないし、判断力も鈍ります。

仮想通貨投資で成功している人の多くは「買ったら基本的に放置」というスタンスです。「買ったら1ヶ月はアプリを閉じる」くらいの気持ちでいるほうが、結果的にうまくいくことが多いです。

全額を一度に投入してしまう

「5万円を仮想通貨に使おう」と決めたとき、その5万円を一度に全額投入するのはリスクが高いです。なぜなら、購入直後に価格が下がると、追加購入で平均取得単価を下げるチャンスを失ってしまうからです。

一括投入ではなく、毎月1万円ずつ5ヶ月に分けて買うほうが、価格変動のリスクを分散できます。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法で、プロの投資家も使っている王道の戦略です。

積立投資のメリット・デメリットについてはこちらで詳しくまとめています。

二段階認証を設定しない

仮想通貨の世界ではハッキング被害が実際に起きています。2018年にはCoincheckから約580億円相当のNEM(ネム)が流出する事件がありました。現在はセキュリティ体制が大幅に強化されていますが、自分のアカウントを守る最低限の対策は必要です。

その最低限が二段階認証です。Google Authenticatorを設定するだけで、パスワードが漏れてもログインを防げます。設定は5分で終わるので、口座開設の直後に済ませてください。

税金のことを何も考えずに売買する

仮想通貨の利益は「雑所得」として課税されます。税率は所得に応じて最大55%(所得税45%+住民税10%)。株式投資の一律約20%と比べると、税負担は重いです。

会社員の場合、仮想通貨の年間利益が20万円以下なら所得税の確定申告は不要です。ただし住民税の申告は別途必要なので、「20万円以下=完全非課税」ではない点に注意してください。

大事なのは、利確(売却や交換)する前に税金のシミュレーションをすることです。「売ってから慌てる」のが一番危険なパターンなので、利益が出始めたら早めに把握しておきましょう。

なふと

税金の話は地味ですが、知らないと本当に痛い目に遭います。「ビットコインからイーサリアムに交換しただけ」でも利確扱いになるのは、僕も最初知りませんでした。

仮想通貨のデメリットやリスクについて、もっと詳しく知っておきたい方はこちらの記事も読んでおいてください。始める前に全体像を把握しておくと、心の余裕がまったく違います。

ビットコインを買った後にやるべき3つのこと

ビットコインを買えた時点で、仮想通貨デビューは完了です。ここからは「買った後に何をすべきか」を3つに絞って解説します。

積立購入を設定して「買うタイミング」の悩みから解放される

「次はいつ買えばいいんだろう」「今は高いから待つべき?」——こういう悩みを一発で解消する方法があります。積立購入の自動設定です。

Coincheckでは自動積立を設定できます。毎日・毎月のどちらかを選べて、一度設定すれば自動で買い続けてくれます。タイミングを考える必要がなくなるので、初心者にとっては精神的にも楽な方法です。

たとえば月1万円のビットコイン積立を1年続けると、投資総額は12万円。過去のビットコインの年間平均リターン(長期保有の場合)を考えると、価格変動はあっても長期的にはプラスになる可能性が高い資産クラスです。

なふと

個人的には、最初の3ヶ月は積立で「ほったらかし投資」をしてみることをおすすめしています。値動きに振り回されないので、仮想通貨との付き合い方が自然と身につきます。

投資額が大きくなったら保管方法を見直す

数千円〜数万円の少額であれば、取引所に置いておいて問題ありません。国内取引所は金融庁の登録を受けており、顧客資産の分別管理が義務付けられています。

ただし、投資額が50万円を超えてきたら、ハードウェアウォレット(LedgerやTrezorなど)の導入を検討してください。取引所に万が一のことがあっても、ハードウェアウォレットに保管した資産は影響を受けません。

少額のうちは取引所で十分。金額が育ってきたら自分のウォレットに移す。この二段構えが、手軽さと安全性のバランスが取れた管理方法です。

確定申告が必要になるラインを把握しておく

仮想通貨を買っただけでは税金はかかりません。税金が発生するのは「利確」したとき、つまり売却したり、別の仮想通貨に交換したり、商品の購入に使ったときです。

  • 会社員で他に副業収入がなければ、年間利益20万円以下は所得税の確定申告が不要
  • ただし住民税は別途申告が必要(市区町村の窓口)
  • 「持っているだけ」なら課税されない(含み益は非課税)
  • 仮想通貨同士の交換(BTC→ETHなど)も利確扱いになる

利益の計算が複雑になってきたら、Cryptactなどの損益計算ツールを使うと便利です。取引所のCSVデータを読み込ませるだけで、自動的に損益を計算してくれます。

Coincheckの口座開設手順をもっと詳しく見たい方は、以下の記事でスクリーンショット付きで解説しています。

よくある質問

仮想通貨は未成年でも始められますか?

Coincheckやbitflyerなど多くの取引所は18歳以上から口座開設が可能です。ただし、GMOコインやbitbankなど20歳以上を要件とする取引所もあるため、各社の利用規約を確認してください。18歳未満の場合は基本的に口座開設できません。

口座開設に費用はかかりますか?

口座開設は完全無料です。維持手数料もかかりません。費用が発生するのは、入出金や仮想通貨の売買を行うときだけです。

ビットコインはいくらから買えますか?

Coincheckなら500円から、bitFlyerなら1円から購入できます。ビットコインは1枚単位ではなく、0.00000001 BTCという極小単位から分割して買えるので、少額からでも問題なく始められます。

仮想通貨で借金することはありますか?

現物取引(普通に買うだけ)では借金になることはありません。最悪の場合でも投資額がゼロになるだけです。ただし、レバレッジ取引(証拠金取引)を使うと元本以上の損失が出る可能性があります。初心者は現物取引だけにしておくのが安全です。

仮想通貨と暗号資産は違うものですか?

同じものです。2020年5月施行の改正資金決済法で正式名称が「暗号資産」に変わりましたが、一般的には「仮想通貨」という呼び方が今も広く使われています。法律上も実態上も違いはありません。

スマホだけで取引できますか?

はい。口座開設から入金、購入、売却まで、すべてスマホアプリだけで完結します。Coincheck、bitFlyer、GMOコインの3社とも、スマホアプリの評価が高く、パソコンがなくても問題ありません。

仮想通貨の利益にかかる税金はいくらですか?

仮想通貨の利益は雑所得として、他の所得と合算して課税されます。税率は所得に応じて15〜55%(所得税+住民税)。年収500万円の会社員が50万円の利益を出した場合、税率は20〜30%程度が目安です。

まとめ

仮想通貨の始め方は、思っているよりもずっとシンプルです。必要なものはスマホと本人確認書類と500円だけ。それだけで、今日中にビットコインを買うことができます。

  • 仮想通貨はスマホ1台、500円から始められる
  • 口座開設→入金→購入の3ステップで完了
  • 最初はビットコインを少額で買うのが最もシンプル
  • 販売所は初心者向けだが、慣れたら板取引に移行して手数料を節約
  • 余剰資金で始める・二段階認証を設定する・税金のラインを把握する
  • 積立設定で「いつ買うか」の悩みを解消できる

大事なのは「完璧に理解してから始めよう」とは思わないことです。少額で実際に触りながら覚えていくほうが、何倍も早く理解が進みます。

なふと

仮想通貨は怖いものでも難しいものでもありません。500円から始めて、合わないと思ったらやめればいいだけです。まずは触ってみてください。

仮想通貨を「知っている人」と「実際に持っている人」の間には、500円の壁があるだけです。今日、その壁を越えてみてください。

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