「コインチェックは使いにくい」が間違いである3つの根拠と正しい使い方

「コインチェックは使いにくい」って、実際のところどうなの?

このキーワードで検索している人が多いということは、それだけ同じ疑問を持っている人がいるということです。

ただ、僕はこう考えています。コインチェックが「使いにくい」と感じる原因のほとんどは、コインチェック自体の問題ではなく使い方の問題です。

実際、コインチェックのアプリは国内暗号資産アプリでDL数No.1。使いにくいアプリがここまで選ばれ続けることはないですよね。

この記事では「使いにくい」と感じる原因を3つ挙げたうえで、それが間違いである根拠と、正しい使い方を解説します。

目次

コインチェックが「使いにくい」と言われる3つの原因

「使いにくい」と感じている人の声を調べると、不満は大きく3つに分かれます。どれもコインチェック特有の問題というより、仕組みを知らないことから生まれる不満です。

販売所しか使っていないとスプレッドで損をする

コインチェックのアプリを開くと、最初に表示されるのは「販売所」です。ここでビットコインを買うと、表示価格と実際の購入価格に2〜5%のスプレッド(実質手数料)が上乗せされます。

たとえば100万円分のビットコインを販売所で買うと、2〜5万円がスプレッドとして消えます。「手数料無料」と書いてあるのに、なぜか購入額が目減りしている。ここで「使いにくい」「高い」と感じる人が多いです。

ただ、これは販売所の仕組みであってコインチェックだけの問題ではありません。GMOコインでもbitFlyerでも、販売所で買えばスプレッドは発生します。

スプレッドが気になるなら、販売所ではなく「取引所」を使えばほぼゼロにできます。

トレードビューの存在を知らない人が意外と多い

コインチェックには「トレードビュー」という取引所機能があります。板取引で指値注文ができるので、スプレッドをほぼゼロに抑えられます。

ただ、この機能がアプリのメニューから見つけにくい位置にあります。WEB版でもトップページから直接アクセスできないため、「販売所しかない」と思い込んでいる人が少なくありません。

コインチェックの取引所ってどこにあるの?

WEB版ならログイン後に「トレードビュー」をクリック。アプリからは直接アクセスできないため、スマホのブラウザからWEB版を開いて利用します。ブックマークしておくと便利です。

なふと

トレードビューを知っているかどうかで、コインチェックの印象はまったく変わります。知らずに「使いにくい」と言っている人、本当に多いです。

送金手数料が他社より高いのは事実

これは正直に認めます。コインチェックのBTC送金手数料は0.0005 BTC(2026年4月時点で約1,000〜1,500円相当)。GMOコインやSBI VCトレードが送金手数料無料なのと比べると、高いです。

ただ、この手数料が「使いにくさ」に直結するのは、頻繁に外部ウォレットや他の取引所に送金する人だけです。コインチェック内で積立や保有をするだけなら、送金手数料はかかりません。

送金手数料の高さは事実。ただし「送金しない使い方」を選べば、この問題は消えます。

「コインチェックは使いにくい」が間違いである3つの根拠

ここからは逆の視点です。「使いにくい」と言われるコインチェックが、なぜ国内で最も選ばれている取引所のひとつなのか。その根拠を3つ挙げます。

アプリDL数が600万を超えたのは「使いやすいから」選ばれた結果

コインチェックのアプリは、国内暗号資産アプリで累計DL数600万超(2024年1月時点)。2位以下を大きく引き離しています。

「DL数が多い=使いやすい」とは限らないという反論もあるでしょう。たしかにその通りです。ただ、仮想通貨アプリは使いにくければすぐアンインストールされます。アクティブユーザー数も国内トップクラスであることを考えると、DLした人の多くが使い続けているということです。

コインチェックは初心者向けの評価が高く、操作のシンプルさがユーザーに支持されています。

口座開設から購入まで最短10分で終わる

コインチェックの口座開設は、スマホで本人確認書類を撮影するだけ。審査が通れば最短10分でビットコインを購入できます。

bitFlyerやGMOコインも同様のスピードで開設できますが、購入までの導線はコインチェックが最もシンプルです。銘柄を選ぶ、金額を入力する、購入ボタンを押す。この3ステップで完結します。

コインチェックは初心者に向いているの?

向いています。操作画面がシンプルで、500円から購入できるため、仮想通貨を初めて買う人にとってはハードルが最も低い取引所です。

31銘柄をワンタップで買えるシンプルさは他社にない強み

コインチェックでは31種類以上の暗号資産を、販売所のワンタップ操作で購入できます。銘柄数は国内トップクラスです。

GMOコインやbitFlyerでも板取引で多くの銘柄を扱っていますが、板取引は初心者にとってハードルが高い。注文方法(成行・指値)を理解しないと買えません。

「シンプルすぎて逆に使いにくい」という声もありますが、それは中級者以上の感覚です。仮想通貨を初めて買う人にとって、ワンタップで買えることは最大のメリットです。

なふと

初心者がまず求めるのは「迷わず買えること」です。その点で、コインチェックの販売所UIは本当によくできていると思います。

「使いにくい」という評判は、中級者以上の基準で判断されていることがほとんどです。

GMOコイン・ビットフライヤーとコインチェックの操作性を比べてみた

「本当にコインチェックが使いやすいのか?」を確かめるために、主要3社の操作性を比較します。

画面の見やすさはコインチェックが一歩リード

コインチェックのアプリは、ホーム画面に保有資産と銘柄一覧が並んでいて、余計な情報がありません。bitFlyerはメニュー階層がやや深く、GMOコインは情報量が多い分、初心者は何を見ればいいかわからなくなりがちです。

チャートの見やすさでは3社とも大差ありませんが、「何をすればいいかが一目でわかる」という点ではコインチェックに軍配が上がります。

手数料の安さでは正直GMOコインに負ける

操作性ではなく「コスト面」を重視するなら、GMOコインが強いです。コインチェックとGMOコインの強みを並べてみます。

コインチェックの強み
GMOコインの強み
  • アプリUIがシンプルで初心者が迷わない
  • 取扱銘柄31種類以上で国内トップクラス
  • 自動積立・ステーキングの設定が簡単
  • 送金手数料・出金手数料が無料
  • 取引所(板取引)のスプレッドが狭い
  • Maker手数料がマイナス(取引するほどもらえる)

手数料の詳しい比較は、以下の記事でまとめています。

積立・ステーキングの充実度はコインチェックが強い

コインチェックの自動積立は、毎日・毎月の2パターンから選べて、月1万円から設定可能。設定さえ済めば、あとは放置で積立が進みます。

ステーキングサービスもあり、保有しているだけで報酬が得られます。GMOコインもステーキングを提供していますが、積立との連携のしやすさではコインチェックに分があります。

操作性はコインチェック、手数料はGMOコイン。どちらを優先するかで選ぶべき取引所が変わります。

コインチェックを使いこなすための3つのコツ

ここまで読んで「コインチェックを使ってみよう」と思った方に、使いこなすためのコツを3つ紹介します。どれも今日からすぐに実践できます。

販売所ではなくトレードビューで指値注文する

スプレッドを避ける最も確実な方法です。トレードビューでは板取引ができるため、自分で価格を指定して注文(指値注文)できます。

販売所のスプレッドが2〜5%なのに対して、取引所の手数料は無料。同じビットコインを買うなら、トレードビューを使うだけで数千円〜数万円の差が出ます。

トレードビューの詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。

なふと

トレードビューを使うだけで「コインチェックは手数料が高い」という不満はほぼ解消されます。これを知らないのは本当にもったいないです。

住信SBIネット銀行を使えば入金手数料はゼロになる

コインチェックへの入金方法は銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3つです。振込先は住信SBIネット銀行なので、同行の口座を持っていれば振込手数料は無料になります。

コンビニ入金やクイック入金は770〜1,018円の手数料がかかるため、住信SBIネット銀行からの振込が圧倒的にお得です。

入金方法の詳しい比較は以下にまとめています。

送金コストが気になるなら「送金しない積立運用」がある

「送金手数料が高い」という不満は、そもそも送金しない運用にすれば解決します。

コインチェックの自動積立(Coincheckつみたて)を使えば、毎月決まった金額でビットコインやイーサリアムを自動購入できます。購入した暗号資産はコインチェック内に保管されるため、送金する必要がありません。

積立設定は「Coincheckつみたて」から5分で完了。月1万円から始められます。

「使いにくい」と感じるポイントのほとんどは、この3つのコツで解消できます。

それでもコインチェックが合わないならどうする?

ここまで読んでも「やっぱり自分には合わない」と感じる人もいるでしょう。それはまったく問題ありません。取引所は用途で選ぶものです。

手数料を最優先にしたいならGMOコインが候補に入る

送金手数料・出金手数料を完全にゼロにしたいなら、GMOコインは有力な選択肢です。外部ウォレットに頻繁に送金する人や、DeFiを使う人にとっては、手数料無料のメリットは大きいです。

ただしGMOコインのアプリは情報量が多く、初心者には少しハードルが高い印象があります。「まず仮想通貨を買ってみたい」段階ならコインチェック、「手数料を最適化したい」段階ならGMOコインという使い分けが現実的です。

コインチェックとGMOコインは併用もできます。積立はコインチェック、送金はGMOコインという使い分けをしている人も多いです。

レバレッジ取引がしたいならbitFlyerを検討する

コインチェックにはレバレッジ取引がありません。価格の上下両方で利益を狙いたい場合は、bitFlyer(最大2倍)が選択肢に入ります。

bitFlyerとコインチェックの詳しい比較は以下でまとめています。

なふと

正直に言うと、初心者のうちはレバレッジ取引は不要です。まずは現物でコツコツ積み立てて、慣れてきたら選択肢を広げるのが安全です。

自分の投資スタイルに合った取引所を選ぶことが、一番の「使いやすさ」です。

よくある質問

コインチェックの取引所(トレードビュー)はアプリから使える?

アプリから直接トレードビューを開くことはできません。スマホのブラウザでコインチェックにログインし、「トレードビュー」をクリックして利用します。ブックマークしておくと便利です。

コインチェックのスプレッドはどのくらい?

販売所のスプレッドはビットコインで約2〜5%、アルトコインはさらに広がる傾向があります。取引所(トレードビュー)を使えばスプレッドはほぼゼロで、取引手数料も無料です。

コインチェックとGMOコインはどっちが初心者向き?

初心者にはコインチェックをおすすめします。操作がシンプルで、500円から購入でき、自動積立機能も充実しています。手数料の安さを重視するならGMOコインも検討してください。

まとめ — コインチェックは「使いにくい」のではなく使い方の問題

コインチェックが「使いにくい」と言われる背景には、販売所と取引所の違いを知らない、トレードビューの存在に気づいていない、という情報不足があります。

  • 「使いにくい」の原因は、販売所スプレッド・トレードビューの認知度・送金手数料の3つ
  • アプリDL数600万超(2024年1月時点)、最短10分で購入、ワンタップ操作のシンプルさが「使いやすさ」の根拠
  • トレードビュー活用、住信SBI入金、積立運用の3つのコツで不満はほぼ解消できる
  • 手数料重視ならGMOコイン、レバレッジならbitFlyerも選択肢に入る

正しい使い方を知ったうえで「やっぱり合わない」と判断するのは良い選択です。でも、使い方を知らないまま「使いにくい」と判断するのはもったいない。

まずはトレードビューを一度使ってみてください。コインチェックの印象がきっと変わります。

なふと

僕自身、コインチェックをメインで使い続けています。トレードビューと積立を組み合わせれば、手数料の不満はほぼなくなりますよ。

まだ取引所の口座を持っていないなら、初心者におすすめのコインチェックでサクッと開設しておきましょう。

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