「ビットフライヤーはやばい」は本当か?ハッキングゼロの裏側と知られていない弱点

「ビットフライヤー 評判」で検索すると、「やばい」「手数料高い」「スプレッドが広い」といったネガティブなワードが目に入ります。口座開設を検討している人にとっては、かなり不安になる情報ですよね。

この記事では、bitFlyerに対する「やばい」という評判が実際にどこまで正しいのか、一つずつ検証していきます。

なふと

僕自身もbitFlyerを使っていますが、「やばい」どころか普通に便利です。ただし知っておかないと損する部分もあるので、そこも正直に話します。

目次

「ビットフライヤーはやばい」と検索される3つの理由

まず、bitFlyerに対するネガティブな評判を整理しておきます。検索で出てくる不安要素は、大きく3つに分類できます。

「スプレッドが高すぎる」という口コミ

bitFlyerの口コミで最も多いのが、「スプレッドが高すぎる」という声です。実際に販売所でビットコインを売買すると、買値と売値の差が5〜7%程度あります。100万円分のBTCを買って即座に売ると、5〜7万円が消えるイメージです。

ただし、これはbitFlyerだけの問題ではありません。Coincheck、GMOコインなど、どの取引所でも「販売所」のスプレッドは広いのが仮想通貨業界の常識です。この時点で「bitFlyerだからヤバい」という話ではないことがわかります。

「出金手数料が高い」という不満

もう一つ多いのが、出金手数料への不満です。bitFlyerの日本円出金手数料は以下の通りです。

出金先 3万円未満 3万円以上
三井住友銀行 220円 440円
その他の銀行 550円 770円

確かに、三井住友銀行以外への出金だと最大770円かかります。Coincheckの一律407円やGMOコインの無料出金と比べると、高いと感じるのは当然です。

ただ、三井住友銀行を使えば220〜440円で済みますし、そもそも仮想通貨の出金は頻繁にやるものではありません。月に何度も出金する想定でなければ、致命的なデメリットとまでは言えません。

「行政指導を受けたことがある」という事実

bitFlyerは2018年6月に金融庁から業務改善命令を受けています。内部管理体制やマネーロンダリング対策の不備を指摘されたもので、これを理由に「やばい」と感じる人がいるのも事実です。

しかし、この業務改善命令は顧客資産の流出やセキュリティ事故によるものではありません。内部のコンプライアンス体制に関する指摘であり、改善も完了しています。

「やばい」と言われる3つの理由を整理すると、どれも「致命的にヤバい」話ではなく、知っていれば回避できるものばかりです。

bitFlyerの評判を正直に検証する

ネガティブな口コミだけを見ると判断を誤ります。ここからは、bitFlyerが評価されている理由を一つずつ確認していきます。

創業以来ハッキングゼロ、国内取引所で最も長い無事故実績

bitFlyer最大の強みは、2014年の創業以来、一度もハッキング被害に遭っていないという実績です。国内の主要取引所の中では、最も長い無事故記録を持っています。

セキュリティ対策の具体的な内容としては、顧客資産の約100%をインターネットから切り離したコールドウォレットで管理し、不正送金を防ぐマルチシグ(複数署名)を採用。さらに日本・米国・欧州の3地域でライセンスを取得しており、国際基準のコンプライアンスにも対応しています。

Coincheckが2018年に約580億円のNEM流出事件を経験していること、DMM Bitcoinが2024年に約482億円を流出させたことを考えると、bitFlyerの無事故記録は「たまたま」ではなく、セキュリティ投資の成果と言えます。

セキュリティ面でbitFlyerを「やばい」と評価するのは的外れです。むしろ国内で最も安全な取引所の一つと言い切れます。

取引所に資産を預けること自体のリスクが気になる方は、ハードウェアウォレットでの自己管理も選択肢に入れてみてください。

ビットコイン取引量9年連続国内No.1の流動性

bitFlyerはビットコインの取引量で9年連続国内No.1を達成しています。これは単なるマーケティング指標ではなく、実際の使い勝手に直結するデータです。

取引量が多いということは、板に注文が厚く並んでいるということ。つまり、自分が出した注文が希望の価格ですぐに成立しやすく、スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が小さくなります。

なふと

特にbitFlyer Lightningで板取引する時に流動性の高さを実感します。マイナーな取引所だと板がスカスカで注文が通りにくいことがありますが、bitFlyerでは経験したことがありません。

1円から始められる積立と39種類の取扱銘柄

bitFlyerは1円から仮想通貨を購入できます。積立機能「かんたん積立」でも1円からの設定が可能で、毎日・毎週・月1回・月2回の4パターンから頻度を選べます。

取扱銘柄はBTCやETHなどの主要通貨を含む39種類。加えて、三井住友カードとの提携でVポイントをビットコインに交換できるサービスや、日常の買い物でビットコインが貯まるbitFlyerクレカなど、投資以外の入り口も用意されています。

「まず少額で触ってみたい」という初心者にとって、1円から買える取引所は心理的なハードルが圧倒的に低いです。

積立投資のメリットとリスクについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

bitFlyer Lightningは中上級者には強力なツール

bitFlyerには通常の「販売所」に加えて、bitFlyer Lightningというプロ向けの取引ツールが内蔵されています。リアルタイムの板情報、チャート分析ツール、指値・成行・逆指値注文など、本格的なトレーディングに必要な機能が一通り揃っています。

初心者がいきなり使う必要はありませんが、慣れてきた段階で「スプレッドを抑えたい」と思った時にLightningに切り替えれば、取引コストを劇的に下げられます。

なふと

最初は販売所で買って、仕組みが分かってきたらLightningに移行する。この2段階で使えるのがbitFlyerの地味に良いところだと思っています。

知っておくべきデメリット

メリットだけ並べても信用されないので、ここからはbitFlyerの弱点を隠さず書きます。

販売所のスプレッドは実測5〜7%。Lightningを使わないと損する

前述の通り、bitFlyerの販売所スプレッドは約5〜7%です。これは他の取引所と比べても高い水準にあります。

初心者がうっかり販売所だけで売買を続けていると、10万円の購入で5,000〜7,000円が見えないコストとして消えていくことになります。

bitFlyerを使うなら、Lightningでの板取引は必須です。販売所オンリーの運用は手数料負けのリスクが高すぎます。

出金手数料は銀行選びで大きく変わる

出金手数料の問題は先ほど触れましたが、改めて強調しておきます。三井住友銀行なら220円で済む出金が、地方銀行やネット銀行(住信SBI以外)だと770円かかります。この差は大きい。

入金についても、住信SBIネット銀行からならクイック入金が無料ですが、それ以外の銀行からだと330円かかります。

なふと

正直、三井住友銀行か住信SBIネット銀行の口座を持っていない人にとっては、bitFlyerの手数料体系は少し面倒くさいと感じるかもしれません。

Lightning対応のアルトコインが少ない

bitFlyerは販売所で39種類の銘柄を扱っていますが、板取引(Lightning)で売買できるアルトコインは限られています。BTCとETH以外のアルトコインの多くは販売所経由での購入となり、スプレッドが発生します。

アルトコインを頻繁に売買したい人にとっては、GMOコインやbitbankのように取引所形式で多くのアルトコインを扱っている取引所の方が使いやすいでしょう。

レバレッジ取引はBTCのみ

bitFlyerのレバレッジ取引(bitFlyer Crypto CFD)はビットコインのみが対象です。ETHやXRPなどのアルトコインでレバレッジをかけたい場合は、別の取引所を使う必要があります。

bitFlyerはビットコインの現物取引に特化した取引所と考えた方が、期待値のズレが起きません。

メリット
デメリット
  • 創業以来ハッキング被害ゼロ
  • BTC取引量9年連続国内No.1
  • 1円から購入・積立が可能
  • Lightning(板取引)の手数料が安い
  • 販売所のスプレッドが5〜7%と広い
  • 出金手数料が銀行によって最大770円
  • 板取引対応のアルトコインが少ない
  • レバレッジ取引はBTCのみ

手数料を最小にする使い方

bitFlyerのデメリットの多くは「知らずに高コストな経路を使ってしまう」ことが原因です。正しい使い方をすれば、手数料はかなり抑えられます。

販売所を使わずLightningで買う

繰り返しになりますが、最も効果の大きい節約法がこれです。販売所のスプレッド5〜7%に対して、Lightningの取引手数料は0.01〜0.15%。同じ10万円の取引でも、販売所だと5,000円以上のコストが、Lightningなら100〜150円程度で済みます。

Lightningの使い方は難しくありません。アプリの「Lightning」タブから板取引画面に入るだけなので、初心者でも1回やれば覚えられます。

入金は住信SBIネット銀行、出金は三井住友銀行に統一する

bitFlyerは特定の銀行と提携しているため、使う銀行によって手数料が大きく変わります。

  • 入金:住信SBIネット銀行からのクイック入金 → 無料
  • 出金:三井住友銀行宛て → 220〜440円(他行だと550〜770円)

この2つの銀行口座を持っていれば、入出金コストを最安に抑えられます。

送金はXRP(リップル)を使えば手数料無料

仮想通貨を他の取引所やウォレットに送金する場合、BTCだと0.0004 BTC(約2,400円相当)の送金手数料がかかります。

しかし、XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)はbitFlyerから送金手数料が無料です。他の取引所に資産を移す時はXRPに換えてから送ると、手数料ゼロで送金できます。

項目 高コスト経路 最安経路
BTC購入 販売所(スプレッド5〜7%) Lightning(手数料0.01〜0.15%)
日本円入金 他行振込(330円) 住信SBIクイック入金(無料)
日本円出金 他行宛て(550〜770円) 三井住友銀行宛て(220〜440円)
仮想通貨送金 BTC送金(約2,400円) XRP送金(無料)

bitFlyerは「使い方を知っている人」と「知らない人」で体感コストが10倍以上変わる取引所です。

よくある質問

bitFlyerは初心者でも使えますか?

使えます。スマホアプリは直感的に操作できる設計で、販売所なら数タップでビットコインを購入できます。慣れてきたらLightningに切り替えれば、手数料を抑えながら取引できるようになります。

Coincheckとどっちがいいですか?

用途によって変わります。セキュリティ実績とBTCの流動性ならbitFlyer、アプリの使いやすさとBTC取引手数料無料ならCoincheckが有利です。詳しい比較はこちらの記事で解説しています。

口座開設にどれくらい時間がかかりますか?

オンラインで本人確認書類を提出すれば、最短即日で口座開設が完了します。スマホで運転免許証やマイナンバーカードを撮影してアップロードするだけなので、手続き自体は10分程度で終わります。

bitFlyerが倒産したら資産はどうなりますか?

bitFlyerは顧客の日本円資産を信託保全しており、万が一経営破綻した場合でも日本円は保護される仕組みがあります。ただし、仮想通貨部分の保全は法律上の義務ではないため、大きな金額を長期保有するならハードウェアウォレットでの自己管理も検討すべきです。

bitFlyerクレカはお得ですか?

日常の買い物でビットコインが0.5〜1.0%還元されるため、仮想通貨をコツコツ貯めたい人には面白い選択肢です。ただし、高還元率のプラチナカードは年会費16,500円かかるため、年間165万円以上使わないと元が取れません。スタンダードカード(年会費無料・還元0.5%)から始めるのが無難です。

Coincheckとの詳しい比較はこちらです。

まとめ

「ビットフライヤーはやばい」という評判を一つずつ検証してきましたが、結論としてbitFlyerは「やばい取引所」ではありません。ただし、使い方を間違えると余計なコストがかかる取引所ではあります。

  • 創業以来ハッキングゼロ。セキュリティは国内トップクラス
  • BTC取引量9年連続No.1。流動性が高く注文が通りやすい
  • 販売所のスプレッドは高い → Lightningを使えば解決
  • 出金手数料は高い → 三井住友銀行を使えば最安
  • 1円から始められるので初心者でも入りやすい
なふと

「やばい」と検索してこの記事に来た人は、むしろちゃんと調べてから判断しようとしている慎重な人だと思います。その姿勢がある人なら、bitFlyerを正しく使いこなせるはずです。

bitFlyerは「知って使えば優秀、知らずに使えば高コスト」な取引所です。この記事で解説した使い方を実践すれば、手数料の問題はほぼ解消できます。

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