「ビットコインって1枚1,000万円以上するんでしょ?自分には無理」。これ、仮想通貨を始めていない人がほぼ100%言うセリフです。
でも実は、ビットコインは500円から買えます。取引所によっては1円から購入可能です。
僕自身、最初に買ったのは500円分のビットコインでした。正直、「500円で何が変わるんだろう」と思いながらのスタートです。でも今振り返ると、あの500円が一番意味のある投資でした。
この記事では、ビットコインの最低購入額の比較から、少額で買うと実際にどうなるか、そして少額でも投資する意味がある理由まで正直に解説します。
ビットコインは実は「500円」から買える
「1BTC=1,030万円」という数字を見ると、自分には手が出ないと感じるかもしれません。でもビットコインは1枚単位でしか買えないわけではなく、非常に小さな単位に分割して購入できます。
主要取引所の最低購入額を比較
2026年2月現在、国内の主要取引所でビットコインを買うのに必要な最低金額はこちらです。
| 取引所 | 最低購入額(販売所) | 特徴 |
|---|---|---|
| bitFlyer | 1円〜 | 最小発注数量0.00000001 BTC |
| GMOコイン | 約100円〜 | 各種手数料無料 |
| Coincheck | 約500円〜 | アプリが使いやすく初心者向け |
| SBI VCトレード | 約500円〜 | 入出金手数料無料 |
| bitbank | 少額対応 | メイカー手数料がマイナス |
ほとんどの取引所で500円以下から始められます。コンビニのコーヒー1杯以下の金額です。
なぜ500円で買えるのか?「Satoshi」という最小単位
ビットコインには「Satoshi(サトシ)」という最小単位があります。1BTC=1億Satoshiです。つまり、ビットコインを1億分の1の単位まで分割して購入できるということ。
500円を出せば、約4,850 Satoshi(約0.0000485 BTC)を手に入れられます。金額は小さくても、自分のウォレットにビットコインが入っている状態になります。
なふとちなみに「Satoshi(サトシ)」はビットコインの生みの親とされる「サトシ・ナカモト」から取られた名前です。円でいう「銭」みたいなものですね。
「販売所」と「取引所」で最低額が違う理由
取引所のサービスには「販売所」と「取引所」の2つの形式があり、それぞれ最低購入額が異なります。
販売所は、取引所が提示する価格で売買する形式です。「500円分ください」のように金額指定で買えるため、初心者にとって分かりやすい。ただし、スプレッド(売値と買値の差)が広いため、手数料が実質的に高くなります。
取引所は、ユーザー同士が注文を出し合う形式です。「0.001 BTC買いたい」のように数量指定で注文するため、最低額がビットコインの単位に依存します。手数料は安いですが、操作が少し複雑です。
最初は販売所で始めて、慣れてきたら取引所に移行するのがおすすめです。
500円・1,000円・1万円で買えるBTCの量
「500円から買えることはわかった。でも、実際にどのくらいの量が手に入るの?」という疑問に、具体的な数字で答えます。
2026年2月時点の計算結果
2026年2月現在、1BTC=約1,030万円で計算すると、各金額で買えるビットコインの量は以下の通りです。
| 投資額 | 買えるBTC量 | Satoshi換算 |
|---|---|---|
| 500円 | 約0.0000485 BTC | 約4,850 Satoshi |
| 1,000円 | 約0.0000970 BTC | 約9,700 Satoshi |
| 5,000円 | 約0.000485 BTC | 約48,500 Satoshi |
| 1万円 | 約0.000970 BTC | 約97,000 Satoshi |
数字だけ見ると「少なすぎる」と感じるかもしれません。でも、これはあくまで今の価格での話です。
もし10年前に同じ金額で買っていたら?
2015年のビットコイン価格は1BTC=約3.5万円でした。2026年2月の約1,030万円と比べると約300倍です。もし10年前に少額で買っていたらこうなっていました。
500円 → 約15万円。1,000円 → 約30万円。1万円 → 約300万円。10年前の「お小遣い投資」が、人生を変えるレベルの金額になっていた計算です。
もちろん、今後も同じリターンが保証されるわけではありません。ただ、「少額で買っても意味がない」とは言い切れない証拠にはなります。
10万円で買った場合のシミュレーションはこちらの記事で詳しく書いています。

少額投資でも「意味がある」と断言する3つの理由
「500円で儲かるわけないでしょ」。そう言う人は多いです。でも僕は、少額投資には利益以外の大きな価値があると考えています。
投資の「経験値」はお金では買えない
ビットコインを実際に買ってみると、それまで見えなかったものが見えてきます。チャートの見方、価格が動く感覚、暴落ニュースを見たときの自分の反応。これはどんな本やYouTubeでも得られない生きた経験値です。
なふと最初の500円は利益を出すためじゃなく、自分の「投資リテラシー」への投資だと思っています。あの500円がなかったら、今でもビットコインを「よくわからないもの」として見ていたと思います。
500円の投資から得られる経験値は、500円以上の価値があります。
積立の「第一歩」になる
少額投資の最大のメリットは、積立投資への入り口になることです。500円で始めて感覚を掴んだら、1,000円、5,000円と段階的に増やしていけます。
最初から10万円を一括投入するより、少額から慣れていく方が結果的に負けにくいです。暴落が来ても「まだ少額だから大丈夫」と冷静でいられる。この余裕が長く続ける秘訣です。
積立投資のメリット・デメリットについてはこちらで詳しく解説しています。

「何もしない自分」と差がつく
「いつか始めよう」と言っている人の大半は、結局始めません。ビットコインの価格がさらに上がってから「あのとき買っておけば」と後悔する。これは仮想通貨に限らず、投資全般に共通するパターンです。
500円でもいい。1,000円でもいい。行動した人だけが次のステップに進める。まずは口座を開設して、最低額で1回買ってみること。それが投資の第一歩です。
少額で始める場合の注意点
少額だからといってリスクがゼロになるわけではありません。少額だからこそ気をつけるべきポイントがあります。
手数料負けに注意
販売所を使う場合、スプレッド(売値と買値の差)が実質的な手数料になります。その幅は数%に達することもあり、500円の投資で2%のスプレッドが取られると、実質10円分がコストです。
少額投資では特に、手数料が利益を食いつぶしやすい。取引所選びで手数料を比較することが重要です。
「少額だから」と無計画に売買しない
「500円だし、損しても痛くない」という気持ちで何度も売り買いを繰り返すと、気づいたら手数料だけがかさんでいたというパターンに陥ります。
少額でも「長期保有するのか」「毎月積み立てるのか」のルールを決めてから始めましょう。投資に金額の大小は関係なく、大事なのはルールを持つことです。
なふと少額投資は「練習」でもあるけど、適当にやる練習からは何も学べません。少額こそ本番のつもりでやるのが上達のコツです。
投資額は「失ってもいい金額」にする
これはビットコイン投資の大前提ですが、特に初心者は肝に銘じてください。生活費や貯金を切り崩して投資してはいけません。
「このお金がゼロになっても生活に困らない」と言い切れる金額だけを投資に回すこと。少額投資なら、そのハードルは低いはずです。
長期保有のメンタル管理については、こちらの記事も参考にしてみてください。
よくある質問
まとめ
ビットコインの最低購入額から、少額投資の意味、注意点まで解説してきました。
- ビットコインは500円から購入可能(bitFlyerは1円から)
- 500円で約4,850 Satoshi(0.0000485 BTC)が手に入る
- 10年前に500円分買っていたら約15万円になっていた計算
- 少額投資の価値は「利益」ではなく「経験値」と「第一歩」
- 手数料負けに注意し、ルールを決めてから始める
- 投資額は「失ってもいい金額」に限定する
ビットコインを始めるのに「いくら」は問題ではありません。大事なのは「いつ始めるか」です。
仮想通貨の少額投資についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。



