コインチェックで口座を開設した。次にやることは日本円の入金です。
入金方法は「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」の3種類あります。手数料は0円〜1,018円まで差があり、反映時間も即時〜翌営業日とバラバラです。
「どれでもいいだろう」と思ってコンビニ入金を選ぶと、毎回770円〜1,018円の手数料がかかります。月1回でも年間9,240円〜12,216円。入金方法を間違えるだけで1万円近い損失が出ます。
この記事では、3つの入金方法の手数料・反映時間・手順を比較して、入金額と状況に合った最安のルートを示します。結論から言えば、銀行振込を選べば入金手数料は0円です。
コインチェックの入金方法は3種類ある
コインチェックに日本円を入金する方法は、銀行振込・コンビニ入金・クイック入金の3つです。それぞれ手数料と反映時間がまったく異なるので、先に全体像を把握しておきましょう。
銀行振込なら入金手数料は0円
銀行振込は、Coincheckが指定する口座に自分の銀行から振り込む方法です。Coincheck側の入金手数料は無料。振込先はGMOあおぞらネット銀行か住信SBIネット銀行のどちらかを選べます。
ただし、銀行からCoincheck口座に振り込む際の振込手数料は自己負担です。三菱UFJ銀行からGMOあおぞらネット銀行に振り込むと、他行宛の振込手数料(154〜220円)がかかります。
ここがポイントですが、ネットバンキングの「他行振込無料回数」を使えば、この振込手数料もゼロにできます。PayPay銀行なら月3回、住信SBIネット銀行なら月1〜20回の無料枠があります。
反映時間は、モアタイムシステムに対応している銀行からの振込なら10分〜2時間程度。非対応の場合や平日15時以降・土日祝日の振込は翌営業日の反映になります。
なふと僕はPayPay銀行を使っていて、月3回の振込無料枠をCoincheckへの入金に充てています。入金手数料も振込手数料も0円なので、完全に無料で入金できています。
コンビニ入金は手数料770円〜1,018円で24時間対応
コンビニ入金は、コンビニのマルチメディア端末を使って現金で入金する方法です。銀行口座がなくても使えて、24時間いつでも入金できます。
手数料は入金額によって変わります。3万円未満なら770円、3万円以上30万円以下なら1,018円です。1回あたりの上限は30万円で、それ以上の入金はできません。
対応コンビニはファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマートの4つです。
クイック入金はペイジー経由で即時反映される
クイック入金は、ペイジー(Pay-easy)対応のネットバンキングから入金する方法です。24時間即時反映されるのが最大の特徴で、「今すぐビットコインを買いたい」というときに使います。
手数料は3万円未満が770円、3万円以上50万円未満が1,018円です。50万円以上の場合は「入金額×0.11%+495円」という計算式になります。たとえば100万円を入金すると手数料は1,605円です。
なふとクイック入金の手数料はコンビニ入金とほぼ同じですが、反映が即時なのがメリットです。ただ正直に言うと、銀行振込でも10分〜2時間で反映されるので、僕はクイック入金をほとんど使ったことがありません。
入金額別の手数料比較
3つの入金方法を入金額別に並べると、どの金額帯でも銀行振込が最安です。
| 入金額 | 銀行振込 | コンビニ入金 | クイック入金 |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 0円(振込無料枠利用時) | 770円 | 770円 |
| 3万円 | 0円 | 1,018円 | 1,018円 |
| 10万円 | 0円 | 1,018円 | 1,018円 |
| 50万円 | 0円 | 入金不可(上限30万円) | 1,045円 |
| 100万円 | 0円 | 入金不可 | 1,605円 |
※銀行振込の0円は、ネットバンキングの他行振込無料回数を利用した場合の金額です。無料回数がない場合は、各銀行の振込手数料(150〜440円程度)がかかります。
結論として、入金は銀行振込を選んでおけば間違いありません。急いでいるときだけクイック入金を使う、というのが最もコストを抑えられるパターンです。
入金が完了したら、次はビットコインの購入です。「取引所」と「販売所」の使い分けで手数料が大きく変わるので、まだ読んでいない方は確認しておいてください。

まだCoincheckの口座を持っていない方は、先に口座開設を済ませましょう。最短即日で口座が開設できます。

銀行振込でコインチェックに入金する手順
3つの入金方法のうち、最も使う頻度が高いのが銀行振込です。実際の手順を画面の操作順に解説します。
Coincheckアプリを開いて、画面下部の「ウォレット」をタップします。「入金」を選択すると、振込先口座の情報が表示されます。
振込先は「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」の2つがあります。自分が持っている銀行口座と同じ銀行を選べば、同行間振込で手数料が無料になります。
自分の銀行アプリ(またはATM)を開いて、STEP 1で確認した口座情報を入力します。金額を入力して振込を実行してください。
振込人名義は、Coincheckに登録した本名と完全に一致させてください。名義が違うと自動照合ができず、入金が反映されるまで数日〜数週間かかるケースがあります。
振込が完了したら、Coincheckアプリの「ウォレット」画面で日本円の残高を確認します。残高が増えていれば入金完了です。
モアタイムシステム対応の銀行から振り込んだ場合、10分〜2時間程度で反映されます。平日15時以降や土日祝日に振り込んだ場合は、翌営業日の反映になります。
振込手数料を0円にできる銀行の例
銀行振込でCoincheckに入金する場合、振込手数料を0円にする方法は2つあります。
1つ目は、振込先と同じ銀行の口座から振り込む方法です。Coincheckの振込先はGMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行なので、どちらかの口座を持っていれば同行間振込で手数料がかかりません。
2つ目は、ネットバンキングの「他行振込無料回数」を使う方法です。主要なネット銀行には、月に数回まで他行への振込手数料が無料になる特典があります。
- PayPay銀行 — 月3回まで他行振込無料(ランクにより最大20回)
- 楽天銀行 — ハッピープログラムで月1〜3回無料
- 住信SBIネット銀行 — スマプロランクで月1〜20回無料(さらに同行間振込は常に無料)
- GMOあおぞらネット銀行 — 月1回〜20回無料(カスタマーステージにより変動、同行間は常に無料)
おすすめは住信SBIネット銀行です。Coincheckの振込先の1つなので同行間振込で常に手数料0円。口座開設も無料で、仮想通貨の入金用口座として最も相性が良い銀行です。
コンビニ入金・クイック入金の手順
銀行振込が最安ですが、「銀行口座を持っていない」「今すぐ入金して取引を始めたい」という場面では、コンビニ入金やクイック入金も選択肢に入ります。
コンビニ入金の手順
コンビニ入金は、Coincheckアプリで受付番号を発行してからコンビニに向かう、2段階の手順です。
Coincheckアプリの「ウォレット」→「入金」→「コンビニ入金」を選択します。入金額を入力して「お支払い情報を発行する」をタップすると、受付番号と確認番号が表示されます。この番号はスクリーンショットで保存しておきましょう。
ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマートのマルチメディア端末(Loppi、Famiポート等)を操作して、STEP 1で取得した受付番号を入力します。端末から申込券が出てくるので、それをレジに持って行き現金で支払ってください。
支払い完了後、数分〜数十分でCoincheckの日本円残高に反映されます。アプリの「ウォレット」で残高が増えていれば入金完了です。
なふとコンビニ入金は手数料が毎回かかるので、毎月の入金には向いていません。「今すぐ買いたいけど、ネットバンキングを持っていない」という場面でだけ使うのがおすすめです。
クイック入金の手順
クイック入金は、アプリで発行したペイジー情報を使って、ネットバンキングから直接支払う方法です。コンビニに行く必要がなく、24時間即時反映されます。
Coincheckアプリの「ウォレット」→「入金」→「クイック入金」を選択します。入金額を入力して「お支払い情報を発行する」をタップすると、収納機関番号・お客様番号・確認番号の3つが表示されます。メモかスクリーンショットで保存してください。
自分の銀行のネットバンキングにログインして、「ペイジー(Pay-easy)」メニューを開きます。STEP 1で取得した3つの番号を入力して支払いを実行してください。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行などの主要銀行がペイジーに対応しています。
支払い完了後、通常は即時〜数分でCoincheckの日本円残高に反映されます。アプリの「ウォレット」で残高を確認してください。
入金時によくあるミスと対処法
入金方法自体は難しくありませんが、初めての入金でトラブルになるケースがいくつかあります。事前に知っておけば避けられるものばかりです。
振込人名義がCoincheck登録名と違っていて反映されない
銀行振込で最も多いトラブルがこれです。Coincheckに登録した本名と、振込時の名義が一致しないと、自動照合ができず入金が反映されません。
よくあるパターンとしては、家族名義の銀行口座から振り込んでしまうケース、結婚や改名後に銀行口座の名義変更をしていないケースがあります。どちらの場合もCoincheckのサポートに連絡して手動で対応してもらう必要があり、解決まで数日〜数週間かかることがあります。
なふと名義相違のトラブルは、振り込む前に「振込人名義」が自分の登録名と一致しているか確認するだけで防げます。30秒の確認が数日の待ち時間を防ぎます。
セブン-イレブンではコンビニ入金ができない
前のセクションでも触れましたが、セブン-イレブンはCoincheckのコンビニ入金に非対応です。日本で最も店舗数が多いコンビニなので、何も調べずにセブン-イレブンに行ってしまう人が少なくありません。
対応しているのは、ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマートの4つです。アプリでコンビニ入金を選択した画面にも対応コンビニが表示されるので、出発前に確認しておきましょう。
入金が反映されないときに確認すること
振り込んだのに残高が増えない場合、まずは以下の3点を確認してください。
- 振込のタイミングを確認する — 平日15時以降や土日祝日に振り込んだ場合、翌営業日の反映になります。モアタイム非対応の銀行も同様です。
- 振込人名義を確認する — 銀行の振込明細を見て、名義がCoincheck登録名と一致しているか確認します。不一致の場合はサポートに連絡してください。
- 振込先口座を確認する — GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の口座情報を間違えていないか、アプリの入金画面と照合してください。
上記を確認しても解決しない場合は、Coincheckのサポートに問い合わせてください。アプリの「アカウント」→「お問い合わせ」から連絡できます。
入金後に最初にやるべきこと
入金が完了したら、次はビットコインの購入です。ここで重要なのは「どこで買うか」です。入金手数料を0円に抑えても、購入時に無駄なコストをかけたら意味がありません。
販売所ではなく取引所(板取引)で買う
Coincheckには「販売所」と「取引所(板取引)」の2つの購入方法があります。販売所はボタン1つで買えて簡単ですが、表示価格にスプレッド(実質手数料)が3〜6%上乗せされています。
たとえば10万円分のビットコインを販売所で買うと、スプレッドだけで3,000〜6,000円が差し引かれます。銀行振込で入金手数料を0円にしても、購入方法で6,000円損していたら本末転倒です。
CoincheckのBTC板取引(取引所)は手数料無料です。販売所より画面が少し違いますが、操作自体は「価格を入力して注文ボタンを押す」だけ。慣れれば30秒で完了します。
入金手数料0円 × 板取引手数料0円。この組み合わせが、Coincheckで最もコストを抑えてビットコインを買う方法です。
Coincheckの手数料体系について詳しく知りたい方は、他社との比較記事を参考にしてください。

毎月入金するなら積立設定も検討する
「毎月1万円ずつビットコインを買い増していきたい」という人には、Coincheckの自動積立機能がおすすめです。銀行口座から自動で引き落とされるので、手動で入金する手間がなくなります。
積立は月1万円から設定でき、毎日積立にも対応しています。入金方法を毎月考える必要がなくなるので、投資を自動化したい人にとっては最適な選択肢です。
なふと積立投資はドルコスト平均法の仕組みで、高値づかみのリスクを分散できます。僕も積立と一括購入を半々で使い分けています。詳しくは以下の記事でメリット・デメリットを解説しています。

よくある質問
まとめ
- コインチェックの入金方法は銀行振込・コンビニ入金・クイック入金の3種類
- 銀行振込ならCoincheck側の入金手数料は0円。ネットバンキングの無料回数を使えば振込手数料もゼロにできる
- コンビニ入金・クイック入金は770円〜1,018円の手数料がかかる。急ぎのときだけ使う
- 振込先と同じ銀行(住信SBIネット銀行 or GMOあおぞらネット銀行)の口座を持っていれば、同行間振込で常に手数料0円
- 振込人名義はCoincheck登録名と一致させる。名義相違は反映に数日〜数週間かかる
- 入金後はスプレッドを避けるため、販売所ではなく取引所(板取引)でビットコインを購入する
入金方法を1回覚えてしまえば、2回目以降は迷うことはありません。銀行振込で手数料0円、板取引で手数料0円。この2つを押さえるだけで、Coincheckでのビットコイン購入コストは限りなくゼロに近づきます。
まずは住信SBIネット銀行かGMOあおぞらネット銀行の口座を開設して、振込手数料0円の環境を整えましょう。入金コストをゼロにすることが、仮想通貨投資の第一歩です。

