リップル(XRP)の買い方を初心者向けに解説。取引所5社を比較して一番安く買う方法を見つけた

リップル(XRP)を買いたいけど、どこで買えばいいのかわからない。

2025年にSEC訴訟が終結し、米国でXRP現物ETFも承認されました。長年の法的リスクが解消されたことで、改めてXRPに注目している人は多いはずです。

実際、XRPは国内のほぼすべての主要取引所で取り扱いがあり、500円程度の少額から購入できます。ビットコインやイーサリアムと並んで、日本で最も買いやすい仮想通貨のひとつです。

ただし、「どこで買うか」「どう買うか」で実質コストが大きく変わります。同じ1万円分のXRPでも、買い方を間違えると数百円〜数千円の差が出る。知っているか知らないかだけの話です。

この記事では、国内5つの取引所を比較した上で、XRPを一番安く買える方法と、初心者でも迷わない購入手順を解説します。

目次

リップル(XRP)を買う前に知っておくべき3つの基本

まずはXRPがどんな仮想通貨なのか、最低限の基本だけ押さえておきましょう。「もう知ってるから早く買い方を知りたい」という方は、取引所比較のセクションまで飛ばして大丈夫です。

国際送金のために作られた仮想通貨

XRPは2012年にRipple社が開発した仮想通貨です。目的は明確で、国際送金を速く、安くすること

現在の国際送金の主流はSWIFTというシステムですが、送金に1〜5営業日かかり、手数料は送金額の最大7%にもなります。海外に10万円送るのに7,000円取られる計算です。

XRPを使えば、送金は3〜5秒で完了し、手数料はわずか約0.0004ドル(0.06円程度)。桁が違います。

Ripple社はRippleNetという送金ネットワークを運営しており、世界300以上の金融機関と提携しています。日本ではSBIホールディングスがRipple社と合弁会社を設立するなど、金融業界との結びつきが強い点も特徴です。

「速くて安い国際送金」という実需があるからこそ、XRPは投機だけではない価値を持っています。

SEC訴訟は終わった。ETFも承認された

XRPには長らく大きなリスク要因がありました。2020年12月に米SEC(証券取引委員会)がRipple社を提訴し、「XRPは未登録の有価証券だ」と主張したのです。

この訴訟は約4年半にわたって続きましたが、2025年8月7日にSECとRipple社が控訴を共同取り下げし、正式に終結しました。

その後の動きも早く、2025年9〜10月にかけて米国でXRP現物ETFが複数承認・上場。2026年3月時点で7つのスポット型XRP ETFが取引されており、累計純資産は約11億ドルに達しています。

なふと

SEC訴訟が終わったことで、「XRPは証券なのか」という不透明さがなくなりました。投資判断がしやすくなったのは間違いないです。

2026年1月22日には、Ripple社が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が世界最大級の取引所Binanceに上場するなど、エコシステムの拡大も続いています。

2026年3月時点の価格と時価総額

2026年3月現在、XRPの価格は約216円($1.37前後)です。2025年7月に記録した史上最高値の$3.65(約570円)からは下落していますが、2024年初頭の$0.50(約75円)と比べれば依然として高い水準にあります。

  • 正式名称:XRP(旧称リップル)
  • 開発:Ripple Labs, Inc.(2012年〜)
  • コンセンサス:XRP Ledger Consensus Protocol(PoWでもPoSでもない独自方式)
  • 送金速度:3〜5秒
  • 送金手数料:約0.0004ドル
  • 時価総額順位:トップ5以内(2026年3月時点)
  • 現在価格:約216円(2026年3月時点)

1枚あたり約216円なので、たとえば1,000円出せば約4.6枚のXRPが買えます。ビットコイン(1BTC=数百万円)と比べて「1枚の単価が安い」というのは、初心者にとって心理的なハードルが低いかもしれません。

リップルを買える国内取引所5社を比較した

XRPは国内のほぼすべての主要取引所で購入できます。ただし、取引所によって手数料体系がまったく違います。ここでは特に利用者の多い5社を比較しました。

5社の手数料・スペック比較

取引所 板取引のXRP対応 取引手数料(板取引) 最低購入金額 XRP送金手数料
コインチェック 無料 500円〜 0.15 XRP
bitFlyer 0.01〜0.15% 1円〜 無料
SBI VCトレード メイカー -0.01% / テイカー 0.05% 500円〜 無料
bitbank メイカー -0.02% / テイカー 0.12% 1 XRP〜 0.1 XRP
GMOコイン メイカー -0.01% / テイカー 0.05% 1 XRP〜 無料

5社すべてがXRPの板取引に対応しています。これはXRPが日本市場で特に人気の高い銘柄であることの証拠でもあります。

注目すべきはメイカー手数料がマイナスの取引所です。bitbankは-0.02%、SBI VCトレードとGMOコインは-0.01%。つまり、指値注文で約定すれば手数料をもらえます。

送金手数料はbitFlyer、SBI VCトレード、GMOコインが無料。XRPを外部ウォレットに移したい人にとっては重要な差になります。

「販売所」と「取引所(板取引)」の違いを知らないと損する

仮想通貨の買い方には「販売所」と「取引所(板取引)」の2種類があります。この違いを知らないまま購入すると、同じ金額を出しても受け取れるXRPの枚数が変わります

販売所と取引所(板取引)、どっちで買うのがお得?

板取引の方が圧倒的にお得です。販売所はスプレッド(実質手数料)が2〜5%かかりますが、板取引なら0.1%以下で済みます。

販売所は、取引所の運営会社から直接XRPを買う方式です。操作は簡単ですが、表示されている価格と実際の購入価格に差(スプレッド)があります。これが実質的な手数料です。

取引所(板取引)は、ユーザー同士が売買する方式です。株式市場の板取引と同じ仕組みで、売りたい人と買いたい人が直接マッチングします。スプレッドが狭く、コストを大幅に抑えられます。

具体的にどのくらい差が出るか、1万円分のXRPを買う場合で計算してみました。

買い方 実質コスト 手元に残るXRP
販売所(スプレッド3%想定) 約300円 約9,700円分
板取引(手数料0.1%想定) 約10円 約9,990円分

1万円でも約290円の差。10万円なら約2,900円、100万円なら約29,000円。金額が大きくなるほど差は開きます。

「手数料無料」と書いてある取引所でも、販売所で買えばスプレッドという見えないコストが発生します。板取引を使うだけで、この差をほぼゼロにできます。

なふと

僕は基本的に板取引しか使いません。販売所は「今すぐ確実に買いたい」場面だけ。慣れれば板取引の操作も難しくないです。

初心者はコインチェック、コスト重視ならbitbank

5社を比較した結論として、目的別のおすすめは以下のとおりです。

  • 初心者でまず買ってみたい → コインチェック(アプリが圧倒的に使いやすく、500円から購入可能)
  • 手数料を最安にしたい → bitbank(メイカー手数料-0.02%で、指値注文なら手数料がもらえる)
  • XRPを他の取引所やウォレットに送りたい → SBI VCトレード(全通貨の出庫手数料が無料、SBIグループの安心感)
  • 送金用途でXRPを使いたい → GMOコインまたはbitFlyer(XRP送金手数料が無料)

コインチェックはマネックスグループ傘下の取引所で、アプリのダウンロード数は国内No.1。操作画面がシンプルで、仮想通貨が初めての人でも迷いにくい設計になっています。板取引の手数料も無料なので、コスト面でも悪くありません。

コインチェックの口座開設手順や使い方を詳しく知りたい方はこちらにまとめています。

一方、bitbankは板取引の取り扱い通貨数が国内最多レベルで、XRPの取引量も非常に多い。流動性が高いので、大きな金額を買っても価格がずれにくいのが利点です。

SBI VCトレードについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

まだ仮想通貨自体が初めてで、そもそもの始め方から知りたいという方はこちらの記事を先に読んでおくとスムーズです。

リップル(XRP)の具体的な買い方(コインチェック編)

ここからは、初心者に最もおすすめのコインチェックを例に、XRPを購入するまでの手順を解説します。他の取引所でも基本的な流れは同じです。

購入までの全体の流れ

STEP
コインチェックで口座を開設する

コインチェックの公式サイトにアクセスし、メールアドレスで会員登録をします。本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)をスマホで撮影してアップロードすれば、最短即日で口座開設が完了します。

本人確認は「かんたん本人確認」を選べば、ハガキの受け取り不要でスピーディーです。

まだ取引所の口座を持っていないなら、初心者におすすめのコインチェックでサクッと開設しておきましょう。

STEP
日本円を入金する

口座開設が完了したら、日本円を入金します。入金方法は3つ。

  • 銀行振込(手数料:振込元銀行による。住信SBIネット銀行なら無料)
  • コンビニ入金(手数料:770円〜。3万円以上は1,018円)
  • クイック入金(手数料:770円〜。即時反映だが7日間の送金制限あり)

おすすめは銀行振込です。住信SBIネット銀行を使えば振込手数料が無料になり、最もコストがかかりません。

STEP
XRPを購入する

入金が反映されたら、いよいよXRPの購入です。コインチェックでは「販売所」と「取引所(板取引)」の2つの方法で購入できます。

販売所で買う
板取引で買う
  • アプリの「販売所」タブからXRPを選び、金額を入力するだけ
  • 操作がシンプルで初心者向き
  • スプレッド(実質手数料)が2〜5%かかる
  • ブラウザ版「トレードビュー」からXRPを選び、買い注文を出す
  • 操作に少し慣れが必要
  • 手数料がほぼゼロで圧倒的にお得
**初めての購入なら、まず販売所で500円分だけ買って操作に慣れる。2回目以降は板取引に切り替える。このステップがおすすめです。**

板取引で買うなら「指値注文」を使う

板取引には「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。

成行注文は、「今の市場価格で即座に買う」方法です。すぐに約定しますが、テイカー手数料がかかり、注文の瞬間に価格がずれる(スリッページ)こともあります。

指値注文は、「この価格になったら買う」と予約する方法です。自分が指定した価格で約定するので、想定外の価格で買ってしまうリスクがありません。さらに、指値注文はメイカー扱いになるため、手数料が安くなる(またはマイナス手数料で報酬がもらえる)取引所が多い。

なふと

指値注文は「この価格になったら買う」という予約のようなものです。約定するまで少し待つことになりますが、コストは確実に安くなります。

具体的な手順はシンプルです。

  1. トレードビューで「XRP/JPY」を選択する
  2. 注文タイプを「指値」に変更する
  3. 買いたい価格を入力する(現在価格より少し下の価格がおすすめ)
  4. 購入数量を入力する
  5. 「注文する」をタップして完了

価格の決め方に迷ったら、現在の市場価格から0.5〜1%ほど下の価格を指定してみてください。相場が少し下がれば約定しますし、数分〜数十分で買えることがほとんどです。

指値注文を使うだけで手数料が安くなり、自分の望んだ価格で確実に購入できる。板取引に慣れたら、指値注文を基本にしましょう。

リップルを買うときに気をつけたい4つのこと

XRPの買い方はわかった。でも、購入前にもう少しだけ知っておくべきことがあります。ここでは初心者がやりがちなミスと、事前に理解しておきたいポイントをまとめました。

販売所のスプレッドは「見えない手数料」

先ほども触れましたが、これは本当に大事なことなのでもう一度強調します。

多くの取引所が「販売所の手数料は無料」と謳っています。しかし実際には、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が実質的な手数料として存在します。

XRPの場合、販売所のスプレッドは相場状況によって変動しますが、おおむね2〜5%程度。穏やかな相場のときは2%前後、急激な値動きの最中は5%を超えることもあります。

「手数料無料」の文字だけを見て安心せず、実際のスプレッドを確認する習慣をつけてください。

確認方法は簡単です。販売所の画面で「買値」と「売値」の差を見ればいい。たとえば買値が220円で売値が212円なら、スプレッドは8円。買値に対して約3.6%のコストが発生していることがわかります。

少額から始めて取引に慣れる

「今がチャンスだ」と思って、いきなり数十万円を投入する人がいます。気持ちはわかりますが、おすすめしません。

まずは500円〜1,000円で実際にXRPを買ってみてください。入金から購入まで一連の操作を体験するだけで、「こういう仕組みなんだ」と理解が深まります。

「買い方がわかった」と「投資判断ができる」はまったく別物です。操作に慣れてから、自分のリスク許容度に合った金額を投入すればいい。急ぐ必要はどこにもありません。

なふと

僕も最初は1,000円から始めました。たった1,000円でも、自分のお金が増えたり減ったりするのを体験すると、仮想通貨の値動きが「自分ごと」になります。

仮想通貨投資の鉄則は「余剰資金で行うこと」です。生活費や近い将来使う予定のあるお金は絶対に使わないでください。

購入タイミングを気にしすぎない

「今買って大丈夫?」「もう少し待った方がいい?」と悩んで、結局いつまでも買えない。これは仮想通貨初心者に最も多いパターンのひとつです。

正直に言うと、「いつ買うのが正解か」は誰にもわかりません。プロのトレーダーでも短期の値動きを正確に予測するのは不可能です。

タイミングを気にしすぎるなら、積立購入を検討してみてください。毎月決まった金額を自動的に購入するドルコスト平均法なら、買い時を自分で判断する必要がありません。

コインチェックの「Coincheckつみたて」とbitFlyerの「かんたん積立」は、XRPの自動積立に対応しています。月1万円、毎日333円のように細かく設定することも可能です。

一括購入と積立、どちらが「正解」というわけではありません。大事なのは、悩みすぎて行動できなくなることを避けること。少額から始めるなら、タイミングのリスクはそもそも小さい。

税金のことを購入前に知っておく

仮想通貨の利益は「雑所得」に分類され、他の所得と合算して課税されます。税率は所得金額に応じて最大55%(所得税45%+住民税10%)です。

「え、半分以上持っていかれるの?」と驚くかもしれませんが、これは年間の課税所得が4,000万円を超える場合の最高税率です。年収400万円の会社員がXRPで50万円の利益を出した場合、実効税率は約20〜30%程度になります。

重要なのは、XRPを売って利益が確定した時点で課税対象になるということ。持っているだけ(含み益)なら税金はかかりません。

「購入するだけなら税金は発生しない」。まずはこの点を覚えておいてください。税金が気になるのは、XRPを売って利益が出たあとです。

確定申告のボーダーラインや具体的な計算方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

よくある質問

リップル(XRP)はいくらから買えますか?

取引所によって異なりますが、コインチェックなら500円から購入できます。bitFlyerは1円から、bitbankやGMOコインは1XRP(約216円)から購入可能です。

リップルを買うのにおすすめの取引所はどこですか?

初心者にはコインチェックがおすすめです。アプリが使いやすく、板取引の手数料も無料。手数料を最安にしたいならbitbankが最適で、メイカー手数料がマイナス(-0.02%)なので指値注文で手数料がもらえます。

リップルは今後上がりますか?

将来の価格を正確に予測することは誰にもできません。ただし、SEC訴訟の終結、ETF承認、RLUSD(ステーブルコイン)のローンチなど、2025〜2026年にかけてポジティブな材料が続いています。国際送金の実需という裏付けもあり、中長期的な成長を期待する声は多いです。

リップルの送金手数料が一番安い取引所はどこですか?

bitFlyer、SBI VCトレード、GMOコインの3社はXRP送金手数料が無料です。コインチェックは0.15 XRP、bitbankは0.1 XRPの送金手数料がかかります。XRPを外部ウォレットや他の取引所に送る予定があるなら、送金手数料無料の取引所を選ぶと良いでしょう。

リップルを買ったあと、ステーキングはできますか?

2026年3月時点で、XRPのステーキングに対応している国内取引所はありません。XRPのコンセンサスはPoWやPoSとは異なる独自方式のため、イーサリアムやソラナのようなステーキングの仕組みがそもそもありません。XRPで運用益を得たい場合は、各取引所のレンディング(貸暗号資産)サービスを検討してみてください。

リップルは積立で買えますか?

はい、コインチェックの「Coincheckつみたて」とbitFlyerの「かんたん積立」でXRPの自動積立が可能です。月々1万円から設定でき、毎日買い付けるプランもあります。タイミングを気にせず投資したい方に向いています。

まとめ

  • リップル(XRP)は国内主要取引所のほぼすべてで購入可能。500円〜の少額から始められる
  • 販売所ではなく取引所(板取引)を使えば、実質コストを大幅に抑えられる
  • 初心者ならコインチェック、手数料最安ならbitbank、送金用途ならSBI VCトレードかGMOコイン
  • 板取引では「指値注文」を使うとさらにコストダウンできる
  • まずは少額(500〜1,000円)で操作に慣れてから、金額を増やしていく
  • XRPを保有しているだけでは税金はかからない。売って利益が出たら確定申告を検討する

XRPはSEC訴訟の終結とETF承認を経て、法的な不透明さがなくなった仮想通貨です。国際送金という明確なユースケースを持ち、国内のどの主要取引所でも買える。投資対象としてのアクセスしやすさは、ビットコインやイーサリアムと同等レベルです。

「どこで買うか」で迷う時間があるなら、まずはどこでもいいから500円分だけ買ってみてください。実際に自分のお金で買うことで、ニュースや価格チャートの見え方がまったく変わります。

なふと

買い方はこの記事で全部書きました。あとは実際に行動するだけです。まずは少額から試してみてください。

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