メタバースのワールドを自分で作ってみたい!
近年、「メタバース」という言葉が注目を浴びています。
メタバースは、現実世界をデジタル上で再現した空間で、個々のユーザーが自分だけの世界を作り上げることができます。
紹介するプラットフォームはどれも初心者でも利用しやすく、誰でもメタバースのワールドを作成することが可能です。
メタバースのワールドとは?
メタバースのワールドとは、メタバースの中の「世界」のことです。ワールドの中では、現実世界のように建物を建てたり、人と交流したり、他にもさまざまな活動を行うことができます。
現実世界だとワールドは1つだけですが、メタバースはデジタル空間なので無数のワールドを作ることができます。
clusterでメタバースのワールドを作る簡単な方法
clusterは、好きな場所にオブジェクトを配置していくだけでワールドを作ることができるので、特にメタバース初心者に人気のプラットフォームです。
スマホで簡単にできるので、まずはワールドを作る雰囲気を掴んでもらえればOKです。
まず、「ワールドクラフト」を選択。
「クラフトする」を選択。
オブジェクトはドラッグアンドドロップで簡単にワールドに配置することができ、サイズ調整や回転も自由自在です。
メタバースのワールドを作成できるおすすめプラットフォーム5選
現時点でメタバースのワールドを作成できるプラットフォームは、本当にたくさんあります。
今回はその中から、特に使いやすく、独自の機能を持った5つのプラットフォームを詳しくご紹介します。
迷ったら、とりあえず最初はclusterから始めるのがおすすめです。
cluster
先ほど紹介したclusterは数少ない日本発のメタバースで、初心者でも簡単にメタバースのワールドが作れるプラットフォームとして高く評価されています。
直感的な操作性で、あらかじめ用意されたテンプレートを活用することで、手軽にメタバースのワールドを作成することが可能です。
またイベント開催など、ユーザー同士のコミュニケーションを特に重視したプラットフォームです。
The Sandbox
The Sandboxでは、ユーザーはゲーム内のアイテムを自分で作ったり、マーケットプレイスから購入することができ、それらを組み合わせてワールドを作ることができます。
また、自分で作ったゲームを公開し、他のユーザーから購入してもらうことで収入を得ることも可能です。
世界観はMinecraftに似た、ブロック調のメタバースです。
Decentraland
Decentralandは、メタバース内で土地を購入し、自分だけのワールドを作ることができるプラットフォームです。
The SandboxやDecentralandは「Web3.0型メタバース」と呼ばれていて、ブロックチェーン技術に基づいているため、ゲーム内のアイテムやアバター、土地などをユーザー同士で売買することができます。
ユーザーは自分の土地に建物を建てたり、アートを展示したり、ゲームを開催したりすることができます。
VRChat
VRChatは、自分だけのアバターを作成し、それを使って他のユーザーと対話することができるプラットフォームです。
VRChatは、clusterと同様ユーザー同士のコミュニケーションを中心としたメタバースのワールドを作ることが可能で、ユーザーの間で広く受け入れられています。
名前の通り、VRゴーグルを使うことで更に没入感のあるメタバース体験が可能です。
Roblox
Robloxは特に若年層から高い人気を集めていて、ユーザーがゲームを作成し、公開することができるゲームプラットフォームです。
独自のプログラミング言語を学ぶことで、自由度の高いゲーム開発が可能となります。
ユーザー数は1億人を超えていて、ゲームタイトル数は5000万本以上と、とにかくスケールがやばすぎるメタバースです。
メタバースのワールドが作れるようになる3つのメリット
で、結局メタバースのワールドを作成できるようになると何が良いの?
以下に、その具体的なメリットを3つご紹介します。
スキルが習得できる
まず一つ目のメリットは、新しいスキルが習得できることです。メタバースのワールドを作成するためには、3Dモデリング、プログラミング、グラフィックデザインなど、さまざまな技術的なスキルが必要となります。これらを学び、実際にワールドの作成に応用することで、更にスキルを向上させることができます。
また、これらの技術はエンタメ業界だけでなく、建築、デザイン、教育など、多岐にわたる分野で活用されています。
メタバースのワールドを作るスキルを身に付けることは、今後のキャリア発展のためにも非常に効果的なわけです。
テクノロジーに敏感になる
二つ目のメリットは、テクノロジーへの敏感さが養われることです。メタバースはテクノロジーの最前線に位置しており、新たな技術が日々開発されています。その流れを追いかけることで、新たな技術トレンドに敏感になり、デジタルリテラシーを高めることができます。
また、メタバースの構築に関わることで、人工知能やブロックチェーン、VR/ARなどの新しい技術についての理解も深まります。これは、デジタルが重要視される現代社会において、大きな強みとなります。
お金が稼げるかも?
最後のメリットは、みんな大好きなお金の話です。メタバースのワールドで自分の作品を作り上げることで、その作品を他のユーザーに公開し、販売することが可能です。例えば、The SandboxやDecentralandのようなプラッWeb3.0型メタバースでは、ユーザーが自分の作ったコンテンツを販売し、リアルのお金を得ることが可能です。
この辺りはまだまだ新しい領域であり、どの程度の収入が見込めるかははっきりとは言えませんが、クリエイティブな才能を生かして経済的なリターンを得ている人たちは確かに存在します。
よくある質問
まとめ
メタバースのワールドは、私たちの生活を豊かにする新たな可能性を秘めています。
この記事で紹介したプラットフォームを活用して、自分だけのメタバースのワールドを作り、その可能性を探ってみてはいかがでしょうか。