【ただのアートではない】NFTは一言で言うと「株式」だって話

NFTについて調べていると、難しい言葉がたくさん出てきますよね。


  • ブロックチェーン
  • 非代替性トークン
  • スマートコントラクト

確かに本格的にこの世界に入っていくつもりなら、これらの技術的な部分も理解する必要がある。


ただ、NFTについてちょっと興味を持って調べているあなたは思うはず。

なふと

NFTって結局なんなの!一言で教えて!

いや、まじで知りたいのはそこですよね。結局なんのためにあるんだって。


今回はそんなあなたのために、僕がズバリNFTを一言で。

NFTは、「株式」です。


目次

NFTは一言で言うと「株式」です。

「所有権」がどうだとか、「複製不可能」がどうだとか。

そういった界隈で一般的に議論される話は、今回は一旦置いておいて。


NFTは一言で言うと、「株式」なんです。

株式って分かりますか?株です。「株式会社」の株式ですね。

株式とは、株式会社が資金を出資してもらった人に対して発行する証券のことです。

株式 初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券


要するに、会社を立ち上げて何か大きな事業をやりたいけど、とにかく最初はお金がない。だから、

なふと

僕はこういう事業がやりたいんです!

こう宣言することで、お金持ちの事業家や投資家から資金を調達してくるんです。


この時の調達方法が、「株式」です。

例えば会社で一口100円で「株式」を発行して、それを彼らに買ってもらうんですね。


でももちろん、お金持ちだってボランティアで投資をするわけじゃない。

後に事業が成功して会社が大きくなった時は、投資家に対して「配当」って形でお礼をする。

またその時、株式は一口10000円になってたりして、投資家は大きな利益を得ることができるんですね。


で、NFTの話に戻りますが。

NFTって、この株式のシステムとあまりにも似ているんです

次は、その理由について話していきます。

なふと

NFTは、決してただの「デジタルアート」ではありません。


NFTが「株式」である2つの理由

僕はかれこれ半年近くNFTを触っていますが。

なふと

あーこれ、完全に株だわ。

触れば触るほど、そう思えて仕方ないんですよね。


ということで、NFTが「株式」である2つの理由について解説していきます。

少し難しい話になってしまうので、なんとなくでも大丈夫です。


NFTはプロジェクトやクリエイターへの投資と考える

Neo Tokyo Punks NFT」は、国内で有名なNFTコレクションの1つです。

2222枚のNFTが発行されている、「ジェネラティブ」といわれる種類のNFTコレクションになります。


現在のフロアプライスは0.7ETH前後で推移しており、最低でも15万円ほど出さないと買えません。


2050年、東京はブレインバースを主体に活動する富裕層に支配されていた。

社会は分裂し、格差は広がり、市民は搾取され、貧困に陥る。

「ブレインバースをハックせよ」を合言葉に、NEO TOKYO PUNKSたちは東京を取り戻すため、今日も「NEO TOKYO BAR」に集結する。

サイバーパンクな世界観で、なかなかわくわくしますよね。

「Neo Tokyo Punks NFT」は、いわゆるポケモンやマリオのような「IP(知的財産)」を作ろうとしているわけです。

そして、このプロジェクトを応援したい人たちがNFTを買って、売上に貢献している。


ちなみにこのNFT、初期はほぼタダ同然で売られたものなんですよね。

だから、初期でミントした人の中には10枚以上のNTPを持っている大口のホルダーもいたりします。

それから半年も経たずに1枚当たり15万円ですから、彼らは150万円以上の含み益を得ているわけです。


これは、「プロジェクト」に投資をしているパターンですね。

そして、NFTがまさに「株式」の役割を担っている。


なふと

でもそれって、大型のプロジェクトだけじゃないの?

そう感じる人もいるかもしれないので、個人クリエイターの例も出してみましょう。


こちらは、NFTクリエイターの「おにぎりまん」さんの作品です。


彼の作品を、単にイラストが好きだから買ってるって考え方ももちろんできる。

なふと

実際、そういう気持ちで買っている人がほとんどでしょう。


ただ、少し考え方を変えてみると。

これは、NFTクリエイターに「投資」をしていると考えることもできるんですね。


NFTの市場は、まだまだ立ち上がったばかり。

初期の段階からNFTクリエイターの最前線を走っている彼の作品は、今後も価値が上がっていくはず。

だから作品を買って、投資して、どんどん創作活動に力を入れてもらいたい。

なふと

クリエイターにとって本当に素晴らしい世界ですよね。


NFTコミュニティは「株式会社」である。

CryptoNinja Partners」、通称CNPというNFTコレクションは、知っている人も多いかもしれません。


こちらのNFTは、初期セールスの段階では1枚当たり0.001ETH、当時のレートで250円という激安NFTでした。

それが、たった2週間で200倍の0.2ETH、一ヶ月後には700倍の0.7ETHにまで高騰したバケモノコレクションです。

初期で10万円分ミントした人は一時7000万円の含み益を得ていたと考えると、このヤバさが分かりますよね。


で、大事なのはここから。

CNPは、なぜここまで盛り上がったのか。


CNPは、イケハヤ氏が創設した「Ninja DAO」というDiscord上のコミュニティが運営しています。

現在、40000人のメンバーを抱える間違いなく国内最大のNFTコミュニティです。


主要のコミュニティメンバーの多くは、CNPを所有しています。

初期メンバーの中には、1人で100枚以上のCNPを所有している人も普通にいます。富豪ですね。


そう、コミュニティがまさに「株式会社」のように機能しているんです。

40000人の社員がいて、彼らがそれぞれ自社の株を保有している。


  • NFTコレクションの運営
  • IPを育てるためのイベント企画
  • コミュニティを大きくするためのマーケティング施策

コミュニティの中では、それぞれのメンバーが、それぞれのプロジェクトを進めています。

ただ共通の理念は同じで、「CryptoNinja」を育てたい。「NinjaDAO」を大きくしたい。

なふと

これが新しい時代の「株式会社」の形なんですね。


結局、実際にやってみないと何も分からない

少し難しい話になりすぎてしまったかもしれませんね。


でもこれ、仕方ないんですよ。

僕もNFTが株式だとかDAOが会社だとか、全て経験の中で感じたことです。

どれだけ人から言われたって、本当の意味で理解することは難しいと思います。


ただ、もしも僕の話を聞いた上で、

なふと

なんか分からないけど面白そう!

少しでも興味を持ってもらえたなら、まずは飛び込んでみることをおすすめします。


この市場は、まだまだ黎明期すぎて分からないことがほとんど。

でもその中で色々手探りしてやっていくのって、なかなか面白いですよ。


それに、この市場に関連した情報を日々キャッチしている僕から言わせてもらうと。

明らかに、世界の流れはこちらに傾いてきています。

そして、もうその流れは誰にも止められない。


飛び込むなら、今です。

1年後、2年後には、世界は大きく変わってしまっている。

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